これまで「常識」「鉄則」とされてきたメイクテクやコスメ選びを1ヵ所ずつアップデートしてきたこの連載がプチリニューアル! 毎回コスメを1品ピックアップして、まったく同じアイテムなのに、使い方ひとつで、メイクがグッとあか抜けるコツをご紹介します。今回は、再びトレンドの兆しがある赤リップを、今っぽくアップデイトする色選びのコツをお伝えします!
vol.61
【最旬赤リップ】今塗るなら、モーヴみレッド!
今回のテーマは赤リップ! この秋冬、再びトレンドになりそうです! さて、上の写真はどちらも“赤リップ”を塗ったメイクの仕上がりです。左はかつて大流行した朱赤系赤リップ。右は今季私も大注目しているモーヴ赤。どちらも素敵ですが、より今っぽく、おしゃれに感じるのはどちらでしょうか!?
メイクの主役になる赤リップ。
だからこそ、今年のものに更新を
ここ数年、リップカラーを控えめにしてきた反動もあるのでしょうか、いよいよメイクの主役になれる赤リップがトレンドとして戻ってきている感じがします。そういえば数年前、とにかく赤リップ一択! というくらい流行したことがありますが、その時の赤色といえば、パキッとしてくすみ感のない朱赤方向のカラーでした。
その頃のリップを引っ張り出してきて今塗っても、左写真のようにお顔はくっきり見えますが、今こそ選んでいただきたい赤リップが、青み方向で、モーヴ(紫)かかった赤。青みがあるもののピンクではなく、モーヴがかっていてもブラウンではない。間違いなく赤ではありますが、シックな感じにキマる赤リップは、お顔をくっきり見せるとともに、リップだけが悪目立ちすることなく、意外にも肌なじみがよく、塗るだけで今年っぽくおしゃれに見える神カラー。まだまだ暑いですが、ワンポイント、リップだけ「モーヴ赤」を取り入れるだけで秋めく雰囲気も先取りできます!
こちらは、透け感のない朱赤のリップを塗ったメイクの仕上がり。「少し前、私もこんなリップを塗っていたわ」という方も多いのでは? もちろん今でも素敵ですが、よりトレンド感を押さえるなら、色選びにひと工夫ほしいところ。
こちらは、今年トレンド間違いなし! ほんのり青っぽくくすんだモーヴ赤のリップを塗った仕上がり。どちらも赤リップではありますが、こちらのほうがよりクラシカルでおしゃれな印象に見えませんか?
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