つややかで明るく輝く
ナチュラルベージュ
「輝きと発色の美しさといえば、シャネル ルージュ ココブルーム。唇だけでなく、肌を明るく、艶やかさも増して見せてくれる仕上がり感。瞳が死んだ魚のように力がなくなっている時も、ルージュココブルームをつけていれば、疲れた雰囲気をカモフラージュしてくれるのがすごい。だからこそ、あえて選んでおきたいのが、ナチュラルなベージュカラーの150番<イーズ ドゥ シャネル>。定番で使えるからこそ、最高級のブランドを一本、確保しておけば鬼に金棒」
シアーでなめらかな
粘膜系ピンク
「唇をケアしながら立体的な輝きをもたらしてくれる官能カラーといえばこちら。
ノーメイクの時も、これをつけておけば、突然の来訪者がいらしてもびっくりされないはず。うっすらと血色やホルモンを上げてくれるような色合いは唯一無二」
鮮やかで濃密な発色の
主役級フューシャピンク
「細部まで繊細にコントロールできるスリムタイプのルージュ。日本人の肌を熟知しているからこそのフューシャカラーが艶やかで、女っぽさが一気に上昇。あえて、カチッと耳にフィットするようなアクセサリーやヴィンテージ系のイヤリングなどと合わせても大人のおしゃれ感が出そうです」
堂々たるマットな質感の
オレンジみレッド
「素の唇の色が透けない、高密着のマットタイプ。イタリア産のレッチーノオリーブオイルやホホバ誘導体などの保湿成分をバランスよく配合していることもあり、乾きづらいテクスチャーを叶えてくれているのがすごい。ずっと使っているブラウン系のアイシャドウに合わせるなら<ヴァイプラント>という苦味のあるオレンジテイストのお色を。ダイレクトにリップを塗った後に、輪郭部分を指で軽く押さえて、その指についた残りで頬や目元など色補正すると、顔が不思議なくらいまとまってくるんです。そんな遊び方もぜひ」
ファッションに、メイクにマンネリを感じたとしても、実はリップを1本変えるだけで見違えておしゃれが楽しくなる場合も。鮮やかでパキッと主張強めの色もベーシックなファッションの差し色として効いてくるし、顔映えも変わるのでぜひお試しを!
美容ジャーナリスト永富千晴の“大人のアグレッシブ・ビューティ”とは?
増えてきた肌悩みに応えることにばかり気を取られていませんか? 40代からこそビューティは自由に、アグレッシブに、そしてエモーショナルに楽しむべき! 長引くご自愛モードはもう終わり! 新しい時代を感じる、スタイリッシュでパワフルな美容のムードを美容ジャーナリスト永富千晴さんが解説します。公開は第二、第四木曜日のお昼12時。お楽しみに!
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1本あればおしゃれが楽しくなる厳選リップスティック
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撮影/河野 望
構成/村花杏子
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