ミモレ読者の代表として〔ミモレ編集室〕メンバーが綴る「私にとってのミモレ」。
今回はメンバーのせいこさんのエッセイをご紹介します。

 

ミモレが始まって10年。30代前半の私にとってミモレはいつかなりたい像を見せてくれる存在でした。特に私は大森編集長の文章が大好きで、「編集長のような洞察力と表現力のある女性になりたい」と思いながら毎日ワクワクして読んでいました。

そして10年。私は今40代中盤になり、当時あこがれていたいつかなりたい像の年代になりました。
が! 大人の余裕が醸し出されると思っていた予定に反し、10年前と変わらず私はいつも日々のことに奮闘し、仕事と家庭の両立に悩む暇もなくとにかく毎日前に進む日々を過ごしています。

いつも心掛けていることは笑顔と自分に正直に
子育ては育児から高校生と小学生の進路や人生相談になりました。夫との距離も変わり今は別居し、一人で子供たちを大変さを感じています。実母も80歳を過ぎ、今は元気ですが今後は介護も考えていくことになるのかなと思う今日この頃です。

仕事では、中間管理職として上司と後輩のパイプ役を頼まれることが多くなりました。私は20年以上保育士をしているので、自分なりの保育感もでてきて、「子供たちと何をしていこうか。何を返していけるか。」と自分が子育てで通った道だからこそ、感じられることを体現できる環境をいただいています。

“ミモレ世代”になったのに全くかっこよくない!! これが正直なところです。しかしミモレは温かいのです。「かっこよくなくてもいい」「皆悩んでいる」というメッセージを色々な角度から文章で伝えてくれるのです。毎日ミモレを見るたびにホッとするのです。そして「こう考えたら明日はもっと良くなるよ」と前向きなメッセージを日々伝えていってくれています。

40数年生きてきて、転ばない人生なんてないということを知りました。「どんな人だって転ぶこともある。それでも前を向いて歩いていればきっと良いことがあるよ」とミモレに携わるすべての人からのメッセージに今の私は勇気をもらっています。

私にとってミモレは言葉のアロマです。沢山の人にとって心の支えになっているミモレとともにこれからも私の人生を作っていきたいと思います。

私にとってミモレとは“言葉のアロマテラピー”_img0
 
 

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せいこさん

転んで擦りむいた傷は沢山あるけれど、人生は七転び八起き!
起き上がった時の自分は転ぶ前よりも素敵に輝いていると信じている保育士歴20年、高1男子と小4女子の母であり仕事人であり女性を楽しむ。もうすぐぞろ目の40代です。

 

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