モデルとして、テレビ出演やラジオパーソナリティとしても活躍中の浜島直子さん、愛称“はまじ”。彼女がファッション、ビューティ、ライフスタイル、さまざまなジャンルで新しい自分を発見していく連載です。今週からは、スタリスト福田麻琴さんとともに、2023年の秋ファッションをお届けします。
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無理しない初秋ファッション。 秋の始めは「Tシャツ」でOK!
はまじ:今年はいつまで真夏が続くんだろうね~。とはいえ、もう夏のファッションには飽きてくる頃だし、そろそろ秋も感じたいなあ……なんてとき、まこちん(福田麻琴さん)ならどうする?
麻琴:以前なら「9月に入ったら薄手のニットで秋を始めよう」なんて提案もしていたけれど、もう9月の日本は全国的にまだニットは着られなさそうよね。今着ている夏服をそのまま延長でいいよ~! って気持ちもあるんですが、スタイリストとしてはさ、無理なく秋らしさを感じる提案もしたいじゃない?
はまじ:それで今回スタイリングしてくれた”秋色Tシャツ”スタイルなのね。
麻琴:そうなの。真夏はパキッとした「白」や「黒」のTシャツを着たくなるのは、夏の日差しが作る光と影のような強い色だからなのかなと。晩夏は暑さはあっても次第に秋の向かって和らいでくる時期だから、こっくりとした色やニュアンスあるスモーキーカラーが似合うんだよね。それで選んだのが、チョコレートのようなブラウンのTシャツ。色は秋らしく落ち着いていて、着心地は涼しく。これが今のリアルな晩夏から初秋のコーデなのかなと。
はまじ:なるほど! このTシャツは、素材感もいいね。独特のシャリ感のあるコットンだから、着心地もさらっとしているし、見た目にも雰囲気がある一枚。合わせた白ボトムも、真っ白ではなく、アイボリーのような優しい色。そこも秋を感じさせてくれる気がしたよ。
麻琴:さすが、はまじ! わかってくれてるねえ。コットンのTシャツってパリッとしたツヤ感のあるものもあるけれど、秋なら着てもらったTシャツのように素材自体に風合いがあるものが似合うよね。パンツもまさにその通り。スニーカーも同じくアイボリーだし、バッグもまろやかなたまご色を合わせました。
はまじ:暑い間はカラーリングや素材で秋らしさを徐々に取り入れていけばいいんだね。私はわりと10月いっぱいは夏、11月から秋冬ってきっちり分けがちだけど、少しずつグラデーションで変えていくのも素敵だなあ。
麻琴:今年は本当に暑い日が続きそうだから、秋を意識したい日もあれば、その余裕がなければ、夏のままでもいいし。楽しめるときだけ楽しんで、無理はしないのがいちばん。
はまじ:無理しない。それは本当に大事だね!
晩夏&初秋に着たいTシャツ
「こっくりブラウン」から「スモーキーなパステル」まで
はまじ:夏の着たくなる鮮やかな色、パキッとした色と違って、どれも少し憂いのあるような色がきれいだねえ。
麻琴:ブラウン、グレーとひと口に言い表せなかったり、くすんでいたり、モヤがかかっていたり、曖昧な色。移り変わっていく季節にすごくよく合うよねね。もう少し季節が進んだから、ジャケットやカーディガンを羽織って着たっていい。今はもうTシャツはシーズンレスなアイテムだね!
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撮影/須藤敬一
スタイリング/福田麻琴
ヘア&メイク/TOMIE
構成・文/幸山梨奈
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