桜が春の代名詞であるように、秋コスメの定番となりつつある金木犀。山田詠美さんの小説で「金木犀を食べたの」と、恋の甘さを表現した文章がありました。20年以上前に読んだはずなのに、香りにまつわる記憶って強烈だと思います。英語では「オスマンサス」。甘さの中にも深みを感じる香りは、単純ではない恋のような感情を表現するのにもピッタリですが、大人ならではの美しさを表現するのにも◎。桜と同じく儚く散るから、今この時期だけの香りです。時期の決められたお着物の柄のような粋を感じますね。今週のお助けコスメはこちらです。
香水未満ながら、しっかり香るヘアオイル
ボディにもヘアにも使えるだけあって、オイルは重たすぎない設計。ウォーター層とオイル層を振って混ぜて使うタイプですので、水系成分が入るぶんややさっぱりめです。そこはお好み次第かなと思いますが、【40代・ショートヘア・ウェットな仕上がりが好き】な私なりにレポしてみます。
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