先日アメリカを訪れたとき、お店で軽く洋服をチェックするだけのつもりだったのに、あまりに楽しくて、すっかり長居をしてしまい、大量に洋服を買ってしまいました。日本ではなかなかこんな事はなかったのに……。その理由はなんだろうかと考えてみたら、日本とアメリカの洋服店の決定的な違いを見つけました。その分析を紹介します。

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日本では大きいサイズの洋服が見つかりにくい、しかも……

写真:Shutterstock

ぽっちゃり体型で、普段XLサイズ、ときにはXXLサイズを選ぶこともある筆者。サイズが合い、かつ気に入る服を見つけるのはとても大変な事でした。

そもそも大きいサイズを展開していないブランドがほとんど。大きいサイズがあったとしても、オンライン限定で店頭には置いていないことも。大きいサイズ向けのブランドは、おそらく本当にぽっちゃり体型に悩む人がデザイナーさんでないことが多いのだろうと私は予想していますが、“ぽっちゃりサイズならこんな服を求めているんだろう”という推測で作られている服が多いように感じます。体型をいかに隠すか、カモフラージュするかが軸になっているので、単に「おしゃれでかわいい!」とときめく服が少ないんです。

しかも、カジュアルテイストか、ナチュラルテイストの服ばかり……。ぽっちゃり体型はこれらのテイストが好きな人が多いのか、体型をカバーしやすいからなのかは分かりません。シンプルで大人っぽい系、かっこいい系の服が好きな私は、これだ! という洋服を見つけるのにとても苦戦していました。

百貨店などの「大きいサイズ向け」のコーナーなら、好みに合う洋服があるのかもしれませんが、普通サイズの売り場とは明らかに別の場所なので、実はそのコーナーに入ることさえまずは勇気が必要でした。

こんな悩みに共感してくださる方はいらっしゃるでしょうか?

 
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