すっかりご無沙汰しておりましたレシピ連載、今月から再開します! 月に1回のゆっくりペースですが、簡単but美味しいごはんをご紹介していけたらと思ってます。

いつもならば、9月に入ると「もう秋だなあ〜」と感じるパリなのですが、このところ30度超えの日々が続いています。そして日本も当然、まだまだ暑いですよね。こういう時はやはり、すぐ茹で上がって、ツルツルっと食欲ない時でもお腹に収まってくれるおそうめんが嬉しいもの。ただ、シンプルなつゆと薬味の組み合わせばかりだと、どうしても飽きる……。ということで今回ご紹介するのは、エスニックな味わいのアレンジそうめんレシピです。

たっぷりめのエスニック風味だれを茹で上がったそうめんにかけ、刻んだ野菜とツナ缶をのせるだけなので、作り方はとっても簡単です。私的ポイントは、凍らせたミニトマトを使うことと、紫蘇とコリアンダーのダブル薬味使い。

凍ったトマトは冷凍庫から取り出して少し室温に置いておくと、薄皮が簡単に手でむけるようになり、水っぽくならず、たれをほんのり冷やすことができます。そして紫蘇とコリアンダーは意外と相性が良く、紫蘇の爽やかさとコリアンダーの風味の良さが合わさることで、無国籍アジアっぽい味わいになるんです。

今回は久しぶりに、GOROGORO KITCHENの動画もアリ。使用材料を改訂したりと少し変化させていますが、そちらもぜひご参照いただけましたら嬉しいです。なるべくシンプルなレシピにすべくナッツのせを省きましたが、栄養価の高いナッツ類(ピーナッツはもちろん、カシューナッツ、ピスタチオなどでも!)があるようでしたら、ぜひのっけてやって下さい。

我が家ではさらに、途中でラー油をかけて、味変するのもお気に入り。「あら〜、まだおそうめん、余ってるわ〜」という方はぜひ、作ってみて下さいね。

 


簡単すぎる!おしゃれで美味しいGOROGORO KITCHENレシピ集はこちら>>

そうめんアレンジで、野菜たっぷりエスニック麺


 材料(二人分)

・そうめん 4束
・ミニトマト 10個
・胡瓜 1/2本
・人参 1/3本
・ツナ缶 1缶
・紫蘇 5枚〜(好きなだけ)
・コリアンダー 5枝〜(好きなだけ)

エスニックたれ
・水 130ml
・ナンプラー 大さじ4
・ライム 1個(絞り汁、約大さじ3程度)
・砂糖 大さじ2
・生姜 1片(チューブタイプで代用してもOK)

 作り方  

1 ミニトマトは、前の晩に冷凍庫に入れて凍らせておく。

2 胡瓜、人参、紫蘇は千切りにする。人参は塩少々(分量外)をまぶして少し置き、軽く水気を絞る。コリアンダーは枝から葉をはずしておく。

 

3 たれに使う生姜はすりおろし、ライムは絞っておく。

4 冷凍庫からミニトマトを取り出し、しばらく常温に置いた後、薄皮をむき、半分にカットする。

5 たれを作る。ボウルに水、ナンプラー、砂糖、3の生姜すりおろし、ライムの絞り汁、4のミニトマトを入れ、砂糖が溶けるまでよく混ぜ合わせる。

 

6 鍋に湯を沸かし(分量外)、そうめんを表記時間通りに茹で、冷水にさらしてしっかり水を切る。

7 皿にそうめんを盛り付け、2の胡瓜、人参、紫蘇、コリアンダーを散らし、中央にツナをのせる。5のたれを全体に回しかける。


「◯◯のレシピが知りたい」と言ったリクエストも、どしどしお待ちしております♪ 「作ったよ!」と言う方も、ぜひぜひお教えくださいね〜。


簡単すぎる!おしゃれで美味しいGOROGORO KITCHENレシピ集はこちら>>

<書籍紹介>
『GOROGORO KITCHEN  
心満たされるパリの暮らし』

著:井筒麻三子  写真:Yas
定価:¥1980
講談社

Amazonはこちら
楽天ブックスはこちら

 

パリで働く日本人Mamikoが、暮らしのvlogをYouTubeチャンネル「GOROGORO KITCHEN」でアップし始めたら、日本人だけでなく、世界中の人たち35万人からの熱い支持が! 
色や柄を自由に使った小さいけれど素敵な部屋、フランスの家庭料理も普通の和食も作る日々のおうちごはん、蚤の市でのお宝探し、農家からもらってきた2匹の猫……。
パリのおすすめレストランや、喜ばれるパリ土産もランキング形式でご紹介。
YouTubeでは語りきれない暮らしのコツや素顔のパリのエッセイを美しい写真と共にたっぷりとお届けします。 

 


前回記事「【新刊決定】フランスのビストロの味!見た目も可愛いお惣菜、ウフ ・ミモザのレシピ」はこちら>>

 
 
  • 1
  • 2