こんにちは、今回はレシピの前に嬉しいご報告があります! なんと、パリの暮らしについてを綴った私の初めてのエッセイ本が、4月に発売となることになりました! 現在月1回で更新している「気づけばなぜかパリ暮らし」の連載をまとめたもので、半分は書き下ろしになってます。オールカラーでパリの美しい写真もたっぷり入っており、写真集のようにも楽しめます。現在予約受付中、本の紹介は最後にまとめてあるのでご覧いただければ嬉しいです。
さて、今週のレシピは今の季節らしいものを、ということで、ウフ・ミモザです。ウフとはフランス語で卵、そしてミモザはその名のとおりミモザの花のこと。卵料理をミモザの花に見立てて作るもので、フランスのクラシックなビストロでは定番の前菜です。聞くだに「おしゃれ〜」な感じですが、基本の作り方は超簡単。かたゆで卵の黄身を、マヨネーズであえただけ! です。
卵サンドでもお分かりのように、卵とマヨネーズの相性は抜群ですから、基本の作り方でも当然美味しい。しかしそうは言ってもあまりにも簡単すぎるので(笑)、今回はちょっとしたおもてなしの時にも映えるよう、旨みを加える2つの食材プラスで仕上げてみました。簡単だけど見た目は可愛く、前もって作っておくこともできるので、お客様がいらっしゃる時にもぴったりです。
ご自宅でお召し上がりになる場合は、飾り用の黄身を取り分けたりせず、全部マヨネーズと混ぜてしまってもちろんOKです。なんなら、ザルでこさなくても、マヨネーズに直接混ぜてしまっても……(笑)。今回はディルを卵の上にのせましたが、チャイブやイタリアンパセリのみじん切りも美味しいです。卵を茹でている際に箸でかき混ぜるのは、黄身が中心にくるようにしたいだけなので、おうち用で面倒! という場合は、省いて大丈夫ですよ〜!
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ウフ ・ミモザのレシピ
材料(二人分)
・卵 2個
・ベーコン 1枚
・マッシュルーム 1個
・マヨネーズ 大さじ2
・ディル 少々
・スモークパプリカパウダー 少々(あれば)
・塩、胡椒 適宜
作り方
1 鍋に水と卵を入れ、強火にかける。沸騰したら時々、箸などで混ぜながら10分茹でる。
2 ベーコンは荒いみじん切りに、マッシュルームは薄切りにしてから半分にカットする。
3 1を火から下ろしたら、氷水に入れて急冷する。冷えたら殻をむき、半分にカットする。
4 3から黄身を取り出し、ザルなどで濾す。スプーンで取り出しても良いが、白身の両端を軽く押すと、黄身が白身からはずれてすぽっと取り出しやすくなる。少量を飾り用に取り分ける。
5 フライパンを中火にかけ、2のベーコンを加えてじっくり炒める。(テフロンの場合は脂不要ですが、鉄など焦げ付きやすい場合は、少量油を加えても)
6 5から脂出て、良い焼き色がついてきたら、2のマッシュルーム、塩少々を加え(分量外)炒める。全体がよく炒め合わさったら火からおろし、冷ましておく。
7 5の残りの黄身に、マヨネーズ、塩、胡椒、を加え、滑らかになるまでよく混ぜ合わせる。
8 7に6を加えて全体を混ぜ合わせたら4等分にし、4の卵の白身のくぼみ部分に入れる。
9 4で取り分けた飾り用黄身、パプリカパウダーを8の上にふりかけ、ディルをのせる。
「◯◯のレシピが知りたい」と言ったリクエストも、どしどしお待ちしております♪ 「作ったよ!」と言う方も、ぜひぜひお教えくださいね〜。
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