こんにちは、今回はレシピの前に嬉しいご報告があります! なんと、パリの暮らしについてを綴った私の初めてのエッセイ本が、4月に発売となることになりました! 現在月1回で更新している「気づけばなぜかパリ暮らし」の連載をまとめたもので、半分は書き下ろしになってます。オールカラーでパリの美しい写真もたっぷり入っており、写真集のようにも楽しめます。現在予約受付中、本の紹介は最後にまとめてあるのでご覧いただければ嬉しいです。 

『GOROGORO KITCHEN 心満たされるパリの暮らし』(講談社) 著/井筒麻三子  写真/Yas
4月14日発売。予約受付中!


さて、今週のレシピは今の季節らしいものを、ということで、ウフ・ミモザです。ウフとはフランス語で卵、そしてミモザはその名のとおりミモザの花のこと。卵料理をミモザの花に見立てて作るもので、フランスのクラシックなビストロでは定番の前菜です。聞くだに「おしゃれ〜」な感じですが、基本の作り方は超簡単。かたゆで卵の黄身を、マヨネーズであえただけ! です。

 

卵サンドでもお分かりのように、卵とマヨネーズの相性は抜群ですから、基本の作り方でも当然美味しい。しかしそうは言ってもあまりにも簡単すぎるので(笑)、今回はちょっとしたおもてなしの時にも映えるよう、旨みを加える2つの食材プラスで仕上げてみました。簡単だけど見た目は可愛く、前もって作っておくこともできるので、お客様がいらっしゃる時にもぴったりです。

ご自宅でお召し上がりになる場合は、飾り用の黄身を取り分けたりせず、全部マヨネーズと混ぜてしまってもちろんOKです。なんなら、ザルでこさなくても、マヨネーズに直接混ぜてしまっても……(笑)。今回はディルを卵の上にのせましたが、チャイブやイタリアンパセリのみじん切りも美味しいです。卵を茹でている際に箸でかき混ぜるのは、黄身が中心にくるようにしたいだけなので、おうち用で面倒! という場合は、省いて大丈夫ですよ〜!

 


簡単すぎる!おしゃれで美味しいGOROGORO KITCHENレシピ集はこちら>>

ウフ ・ミモザのレシピ


 材料(二人分)

・卵 2個
・ベーコン 1枚
・マッシュルーム 1個
・マヨネーズ 大さじ2
・ディル 少々
・スモークパプリカパウダー 少々(あれば)
・塩、胡椒 適宜

 作り方  

1 鍋に水と卵を入れ、強火にかける。沸騰したら時々、箸などで混ぜながら10分茹でる。

 

2 ベーコンは荒いみじん切りに、マッシュルームは薄切りにしてから半分にカットする。

 

3 1を火から下ろしたら、氷水に入れて急冷する。冷えたら殻をむき、半分にカットする。

4 3から黄身を取り出し、ザルなどで濾す。スプーンで取り出しても良いが、白身の両端を軽く押すと、黄身が白身からはずれてすぽっと取り出しやすくなる。少量を飾り用に取り分ける。

 

5 フライパンを中火にかけ、2のベーコンを加えてじっくり炒める。(テフロンの場合は脂不要ですが、鉄など焦げ付きやすい場合は、少量油を加えても)

6 5から脂出て、良い焼き色がついてきたら、2のマッシュルーム、塩少々を加え(分量外)炒める。全体がよく炒め合わさったら火からおろし、冷ましておく。

 

7 5の残りの黄身に、マヨネーズ、塩、胡椒、を加え、滑らかになるまでよく混ぜ合わせる。

 

8 7に6を加えて全体を混ぜ合わせたら4等分にし、4の卵の白身のくぼみ部分に入れる。

9 4で取り分けた飾り用黄身、パプリカパウダーを8の上にふりかけ、ディルをのせる。


「◯◯のレシピが知りたい」と言ったリクエストも、どしどしお待ちしております♪ 「作ったよ!」と言う方も、ぜひぜひお教えくださいね〜。


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<新刊紹介>
『GOROGORO KITCHEN  
心満たされるパリの暮らし』

著:井筒麻三子  写真:Yas
定価:¥1980
講談社

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ミモレで長年ブロガーを務め、現在はライターとして人気連載を待つ井筒麻三子さんが、ご自身の初めての書籍を発売します!

パリで働く日本人Mamikoが、暮らしのvlogをYouTubeチャンネル「GOROGORO KITCHEN」でアップし始めたら、日本人だけでなく、世界中の人たち35万人からの熱い支持が! 
色や柄を自由に使った小さいけれど素敵な部屋、フランスの家庭料理も普通の和食も作る日々のおうちごはん、蚤の市でのお宝探し、農家からもらってきた2匹の猫……。
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