vol.66
捨て色なし! 個性的な色こそ、まぶたの中央で太陽のように輝かせて!
今回のテーマはアイシャドウパレットを使ったグラデーションアイ。
中でも、パレットに入った4〜5色の中で「すごくかわいいけれど、どう使ったらいいの?」と悩ましい個性的な色が入ったパレットの使いこなし方を紹介します。左は、個性的な色を、アイライナー感覚で目のキワにライン状に入れたメイクの仕上がり。一方、右はあえてその個性的な色をアイホールの中央で太陽が燦々(さんさん)と輝くように塗ったメイクの仕上がり。この新考案の「太陽グラデ」なら、パレットに入った色の個性をフルで活かしながら、いつもとはひと味違うカラーメイクが楽しめるんです!
難しい色こそ、最後に丸く!
パレットの世界観を楽しめる新しい塗り方
4〜5色入りのアイシャドウパレットの中でも、濃淡のワントーンではなく、1つか2つ反対色やヴィヴィッドなカラーが入っているパレット、ありますよね。その美しさに魅せられてパケ買い欲が掻き立てられる、という方も多いと思いますが、「どうやって使う?」と持て余し、結局“捨て色”になってしまった……なんて、あるあるエピソードだと思います。
でも、長井が思うに、パレットにセットされている“すべての色には意味があって、必ず使いこなせる”はず。やりがちなのが、難しい色をカラーライン感覚で目尻にスッと引くという使い方。もちろんこれも良いと思いますが、個性的な色がセットされているからこそ楽しめる、新しいグラデーション法を考案しました!
使ったのはベージュブラウン系に、フューシャピンクがセットされたパレット。ベージュ〜ブラウンでアイホールをグラデーションに塗って、ピンクを細チップで目尻にライン状に入れました。ピンクの範囲は狭い割に、濃く強く入れる分、ピンクの主張がやや強め。4色ならではのグラデ感はあまりないかもしれません。
こちらは、同じパレットを全色使い、最後にピンクを最後に黒目の上に丸くのせて、なじませたアイメイクの仕上がり。アイシャドウパレットならではのグラデーション感と、それぞれの色の個性が活かされた新鮮なアイメイクになっていると思いませんか?
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