9月に入り、公務復帰も本格的になり、キャサリン妃の登場も続いています。そんな中、一番注目したのはヘアスタイル!! 実はこれは、“キャサリン妃あるある”なのですが、夏休み明けに髪型が変わることがよくあるんです。長期にわたる夏休みで、その間ご家族で過ごされ、おそらく美容室へはもちろん、カットもせず。それゆえ、大概髪は伸び放題というのが恒例だったり(笑)。お子様達の学校が始まり、公務も始まるとやっと髪に手が加わり、髪も伸びているので、ちょうどヘアスタイルを変えやすい、という訳です(推測ですが正解でしょう)。

今回も同様に、公務再開後に大きくイメチェンに!!! トレンドも意識されたと思しき、ゴージャスなヘアスタイルがキャサリン妃にとてもお似合いで、オシャレ度もアップです。改めて、ヘアスタイルが与える印象の大きさや、またキャサリン妃の進化も実感しました。

わかりやすく、同じお洋服での着回しで、イメージが変わったスタイルをピックアップしました。やっと秋らしさも感じられるようになってきた昨今、ファッションと共に、ヘアスタイルやカラーなども、少し変えてみるのも楽しいはず。

では、まずはキャサリン妃の秋の公務ファッションと、ニュー・ヘアをご紹介します。

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マニッシュなパンツスーツに、70年代風のヘアスタイル

2023年9月18日。ジャケット、パンツ/アレキサンダー・マックイーン 靴/ジャンヴィト・ロッシ 写真:代表撮影/ロイター/アフロ

こちらが、今月18日のキャサリン妃の公務ファッションでした。ハイ・ダウン刑務所を訪問という場所柄、当然のごとくフェミニンな洋服ではなくシャープなスタイルを選ばれた皇太子妃ですが、アメジスト色のパンツスーツは、着まわしでアレキサンダー・マックイーンのもの。

中には白のトップスを合わされ、地味になりすぎないようお顔周りにハイライトを加えられたというと分かりやすいでしょうか。パンプスはパンツスーツに合わせて色でスッキリとコーディネートし、全体的には、最近の傾向である、マニッシュで凛としたハンサムスタイルでした。

ともすればシックになりすぎたかもしれない、このスタイルを華やかに見せているのは明らかにヘアスタイルの力でしょう。

キーは、トレンドのカーテン・バングにあり

ネックレス/ダニエラ・ドレイパー 写真:代表撮影/ロイター/アフロ

ドレープしたカーテンが窓を飾るかのごとく、顔の中央からサイドへ流れるフォルムを描く前髪、“カーテン・バング”に繋げて、Sの字を描くように大きなカールが印象的なヘアスタイルですね。
70年代のアイコン:ファラ・フォーセットを思わせるスタイルで、キャサリン妃の髪質やお顔立ちにはとてもマッチしますね。おそらくキャサリン妃も意識されていると推測も。

ブルネットに、日頃から艶々でボリュームのある髪だからこそ、似合うスタイルですが、エッジの効いたシックなパンツスーツに、このヘアの華やかさがうまく合っています。

また、メークも負けないように、スモーキーな目元でバランスを。しかし一箇所はどこかで引き算をするのが、品よくまとめる秘訣。ということで口元はリップくらい? ナチュラルに色味を抑えていらっしゃいます。

ちなみに、髪型を変えられる前にこのパンツスーツを前回お召しになった時のキャサリン妃がこちらです。
 

髪型を変える前:伸びた前髪を流したストレートヘアでシャープな印象のキャサリン妃

2022年11月30日、ボストンのローガン国際空港に到着。ジャケット、パンツ/アレキサンダー・マックイーン 写真:代表撮影/ロイター/アフロ

昨年米国の空港に到着された際のキャサリン妃ですが、パンツスーツの中にはネイビーのニットと、全体を同系色でまとめて、よりメンズライクな着こなしに。お隣のウィリアム皇太子よりもメンズっぽいかも……?! それに加え、ヘアスタイルも伸びた前髪をサイドへ流し、その他はストレートにおろされたナチュラルなスタイルでした。

昨年もっぱら主流となったストレートヘアや、パンツの着こなしで、かなりシャープに変化したキャサリン妃ファッションですが、今年はさらに、マニッシュ+華やかさが加わり、皇太子妃スタイルとしてセンスアップしたようです。