11月にファッションブランド「アトリエ・ジョリー」をローンチする、アンジーことアンジェリーナ・ジョリーが、VOGUEデジタル版の表紙に登場。2016年にブラピとの離婚を発表(離婚成立は2019年)してからは女優業でもあまり目立つような活動をしてこなかった彼女が、現在の心境について語りました。
「最近は少し気分が落ち込んでいます。長い間、ある意味、自分らしさを失ったように感じていました。そんなふうになりたくはないのに。私たち(家族)にはたくさんの癒やしがありましたが、いまだに足場を固めているところです」
この7年間は映画の仕事を減らし、長時間の撮影を必要としない仕事だけを受けてきたというアンジー。最近めっきり露出が減っていたのは、そういう事情だったのですね。
養子3人を含む6人の子どもを育てるシングルマザーのアンジーですが、今回オープンするアトリエ・ジョリーには、養子のザハラ(18)とパックス(19)のふたりが深く関わっているといいます。
「信頼できるクリエイティブな人々と働き、自分自身を発見するということは、私にとってはセラピー的なもののひとつになっているのだと思います。私の人生のさまざまな面を変えていきたいと思っています。このプロジェクトは、そうした前向きなもののひとつ」。
長女ザハラ(中央)、次男パックス(右)と。
アンジーも子どもたちも、家には服より本のほうがたくさんあり「決してファッショナブルなタイプではない」のに、ファッション業界に関わるようになったことを、面白いと感じているそう。
それでもこのプロジェクトをスタートした理由は、「私たちはある意味、服の中で生活していて、何を着るかということは自分が何者であるかにとても関わってくるもの。そして特に若い人たちにとっては、何かを発見するのに大事なものでもある」から。また、自分の家族に対して“その服は真実のあなたを本当に表現してくれる?”と問いかけられる場所がずっと欲しかった、とも。
「一般の人々は、服がそんな役割を果たしているとは考えていません。けれど私は、テイラーリングはそれを叶えてくれると思います」。
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