Q4 お子さんがいる人に質問です。お子さんからのLINEに句点はついてますか?(選択式回答)


・ついている⋯⋯2.2%
・ついてない⋯⋯46.7%
・子どもはいない⋯⋯51.1%

 
お子さんがいるメンバーは約半数だったのですが、そのほとんどが「ついていない」でした。今回、改めてお子さんからのLINEを見て「句点がついていない!」と初めて発見した人もいるようです。

Q5 「LINEで句点(。)をつけると、若い世代は怒っているように受け取る」ということについてあなたの意見・感想を教えてください!(任意・自由記述式)

これは新たな発見だった!の声
・驚きですが、改めて娘・息子のLINEを確認したら全くついてなかったです。知らなかった(笑)。逆に気づきをありがとうございますっ!

・お題が出て、そんなことになってるのかと驚きました! そして、娘たちとのLINEを見返したら、やはり「。」がなかった! と、またまたびっくり。同年代との会話がほとんどだったので気づかなかったです。

「。」が付くと、余白がないと言うか、曖昧な雰囲気が抜けて、命令されているように思うのかな。自分としては、読みやすいようにつけているだけですが。
というか、そもそもLINEで長文はありえない、ということ? たしかに、文章を続けなければ「。」っていらないのかもしれませんね。という、このコメントも長すぎる。笑

・自分も相手によって句点がなかったり、絵文字を使ったりしていたので、無意識でも、句点をつけると堅い印象だと思っているのかも⋯⋯と新たな発見でした。

・職場でも私生活でも、若い世代の方と接する機会がないので、こういった情報には本当に疎いです。同世代の友人とのLINEは、お手紙のように長文ですし(笑)句点がある方が文章としては読みやすいと感じるのですが。そもそも若い世代の方達はLINEで長文は書かないですかね⋯⋯。その辺りも私が全くわかっていないので、今後のもしものために知っておきたいです。
 

若い世代の感覚がわからない!の声
なぜ怒っているように感じるのか、理解が出来ません⋯⋯。

素朴になんで? って感じです。よほど親しい相手なら書きっぱなしもしなくはないですが、句点か絵文字をつけないと、文章として未完成な印象があります。

今の若い子はチャット慣れしすぎて、入社後のメールもまともな文章が書けなくて、ビックリします。 

お子さんに聞いてみた人の声
・子どもに聞くと、ラインの一つの吹き出しに、複数の文章をメールのように長々と書くことはないようです。基本的に吹き出し一つが1文という使い方で、長くなるときは、文章の数だけ吹き出しを使うようです。

・ビックリする! こちらとしたら読みやすいだろうと思って句読点をつけるが、高校生の娘に聞くと、「最後の丸とかムッチャ怒ってると思って怖い」とのこと。その感覚が全く理解できないと思った。今後もそれぐらいの感覚のズレは起こってくるのかと思うとかなり不安になる。


相手によって句点のあるなしを変えていた!という声
・そんなことで怒ってると思われるなんて、怖ッ! です。思わず、自分のLINEを見返しましたが、無意識にお相手次第で変わっています。そして、あちらが私に合わせてくれているんだろうなぁという若者にも気がつきました。

・子供たちは会話のようにLINEをしてくるので、句点がつかないどころか、一文、下手したら一語で送ってきます。仕事で使う時、プライベートで使う時、相手の年代でも使い分けています。仕事仲間の若い人だったら、相手のやり方に合わせます。怒ってるように受けとられるのは本意ではないし、やっぱり直接話すより文章の方が冷たい感じになりやすいのは否めないので、気をつけています。


「句点があると堅い感じがする」をどこかで感じていた人の声
・今回、この話を聞いて「そうなの?!」とビックリしました。で、自分のラインを見返してみたら⋯⋯句点、使っていませんでした。
絵文字や「⋯⋯」で終わらせる事がほとんどで、句点で終わる時は連続させて「。。」という風にしていたり。無意識でしたが、自分でも心のどこかで句点。で終わるのはぶっきらぼうに感じていたのかもしれません。


・句点があるとビジネスライクで冷たい感じがする、という事でしょうか。これがあることによって会話もバッサリ切られた印象があるのかもしれません。
今の若者の特徴の一つと言われているものの中に、他人の顔色をとても気にする、又は伺う、と聞いたことがあります。コロナ禍で対面コミュニケーションの機会も少なく、文章でのやり取りが多くなったのも要因かと思いますが、文章の中から相手のあらゆる事を汲み取ろうとする繊細な気持ちかもしれない、と思いました。

・私の場合、イライラや怒りなどを書くときに句点なしでした(相手は夫限定でした。苦笑)。若い人の逆ですね。うふふ。


まさに文化の違い!という声
・LINEやチャットの使い方が世代によって違うのはおもしろい文化だと思います。

・まさにジェネレーションギャップの事案だと感じました。
若い世代の方々の考えを否定するのではなく、尊重した上で協調してゆきたいと思っています。


若い世代に合わせる必要はないよね、という声
・受け取り方は様々だけど、違いを学ぶことも必要なのでわざわざ合わせる必要はないと思います。昔の方の流れるような続け文字や崩し文字を、それはそうと受け止められますし、美を感じたりできる。そんな違いがあって良いと思います。

・確かに句読点は堅く感じるかもしれませんが、それを「怒っている」と感じてしまうのは意外でした。ふと、きれいな日本語が堅苦しくなって使われなくなってしまう危機感を覚えました。
 

最近の若きデジタルネイティブたちは、句点だけでなく、読点「、」も使わなくなっているとか。さらに、絵文字・顔文字を文末にやたら使うのは「おじさん構文」「おばさん構文」と言われているという話も⋯⋯! 「言葉は生き物」と言いますが、ミドル世代が若者だった頃に雑誌や街角で生まれてきた若者言葉や新しい表現は、今はスマホの中でどんどん生まれているようです。最初は驚いたり違和感を抱きつつも、気づいたら皆さんも当然のように句読点なしのLINEのやりとりをしているかもしれませんよ。

次回の「〔ミモレ編集室〕にミドル世代の常識・意識を聞いてみた!」もお楽しみに!

〔ミモレ編集室〕は、ミモレのオフィシャルコミュニティです。「好きを伝え、つなぎ、つながる」をキャッチフレーズに、〔ミモレ編集室〕メンバーの一人一人がこれまでに培ってきた美意識や好きなこと、最近気になっていることなどを自由にシェアし、繋がる場です。


文・構成/大槻由実子

 

 

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