自律神経が乱れると、3~4時間は元に戻らない

暴走老人になる可能性も!?自律神経の乱れは、現代人の「迷い」が深く関係していた_img0
 

「迷う」人は、行き当たりばったりで毎日を送っています。何の準備もしていませんから、いつも慌ててバタバタしています。何かアクシデントがあったときでも、何1つ決めていませんから、オロオロして時間ばかりがムダに過ぎ、冷静な判断が下せません。

 

たとえば、その日着ていく服も前もって決めていないので、朝から鏡の前で、ああでもない、こうでもない、と迷います。ましてや、前日からガクンと気温が下がって予想外の肌寒さにでもなったら、「どうしようか」としばし立往生。悩んだ末にクローゼットからしまっていたジャケットを引っ張り出してきて、アイロンをかけたりと大わらわです。

そうやって服を選んだ日というのは、そのバタバタした気分が消えないので、それ以降の予定にも影響が出てしまいます。慌てて家を出たせいで、スマホを忘れてきてしまったり、そのせいで会社に遅刻したり、会社に着いても落ち着いていませんから、仕事でミスをしてしまいがちです。

何をやってもうまくいかないときというのを、みなさん、一度は経験したことがあるのではないかと思います。電車が混んでいたのでわざわざ別の路線に乗り換えたのに、その電車もまた混んでいた……というようなことはありませんか? 振り返ると、そういうときは、出がけにバタバタしていたのではないでしょうか。

「迷う」と自律神経が乱れ、自律神経が乱れると、あせって判断を誤りがちになりますから、ロクな選択をしません。そして、一度流れが悪くなると、途中で修正しようと思っても、なかなかできるものではありません。それは、自律神経というのは、いったん乱れてしまうと、3~4時間は元に戻らないからです。

ですから、悪い流れのときに選択を続けていくと、泥沼にハマります。そんなときはジタバタしないで、なるべく動かないようにするのがいちばんです。