【s**t kingz】40 歳を過ぎても限界突破を目指す!? 史上最高に激しい振付も。武道館ライブを終えた“シッキン”の野望

ゆかりのあるミュージシャンや注目のダンサーが集まるフェスを計画中

——すでに計画が動いているプロジェクトもありますか？

shoji：来年はシッキンが主宰するフェスがあります。内容は検討中の部分もありますが、僕たちにゆかりのあるミュージシャンや注目のダンサーに集まっていただくフェスになります。これまでにない初めての試みなのでめちゃくちゃワクワクしています。

——LDH、BMSG、SMILE-UP.（旧ジャニーズ）など、皆さんは事務所の垣根を超えて幅広いアーティストの振付を担当されていますが、どんなフェスになるのか楽しみですね。ちなみに、最近はどんな作品の振付を担当されたんですか？

kazuki：僕は近々だと宮世琉弥君の新曲「DeeDooDah」の振付を担当しました。ドラマ「君の花になる」で歌やダンスを披露していたので彼の実力を知っている人も多いと思いますが、やっぱり近くで見ていてポテンシャルの高さを感じました。僕は前曲の「AWAKE」も振付しているのですが、もともと彼は力強くてダイナミックなダンスが得意だし、新しいステップを教えてもすぐに吸収してしまうので、いつも凄いなと思っています。今後、さらに大ブレイクしそうですよね。

Oguri：すでに発表されている楽曲だと、僕はBMSGからデビューしたREIKOの「BUTTERFLY」を振付けしました。R&Bっぽい楽曲に合うようなミュージカル調のダンスに仕上げたのですが、それがREIKOの華やかなオーラにマッチしていて、MV撮影も楽しかったですね。彼のことはオーディション「THE FIRST」の最終審査で関わってから見てきたのですが、やっぱり当時と比べたら別人レベルでダンスが上手くなっていると思います。

NOPPO：僕はGENERATIONS の「Diamonds」。以前、Macotoというダンサーと一緒にワークショップをしたことがあるのですが、そのレッスン動画を見たGENERATIONSのメンバーが気に入ってくれてオファーを頂きました。だから今回はMacotoと一緒に振付をしたのですが、やっぱり若い世代のダンサーとコラボすると刺激をたくさんもらえるんですよね。「Diamonds」の激しくてエネルギッシュな世界観をダンスで拡張させるような振付ができたと思います。

shoji：僕はWEST.（旧ジャニーズWEST）の「AS ONE」という楽曲の振付をさせてもらいました。テレビアニメ『キャプテン翼シーズン2 ジュニアユース編』のオープニングテーマだったこともり、サッカーの動きを取り入れていることがポイントです。僕が表現したかったのはWEST.というチームの一体感。彼らはリハーサル中もずっと冗談を言って爆笑しているくらい仲が良くて、そのチームワークが伝わるようなダンスにしたいと思って振付を考えました。