ドラマ『ブラッシュアップライフ』では秀才で完璧な同級生、朝ドラ『ブギウギ』では温かく人情味溢れる昭和の母親……。作品ごとに異なるイメージを演じ分け、「どんな色にも染まれる、変幻自在な女優」と言われる水川あさみさん。最新の映画『唄う六人の女』で、不思議な森に迷い込む男たち(萱島役/竹野内豊さん、宇和島役/山田孝之さん)を翻弄する美しくも奇妙な女=「刺す女」を蠱惑的に演じ、新境地を開いています。
10代から築き上げた俳優としてのキャリアは25年以上。今年40歳を迎え、その演技力にも表現力にもさらなる深みや豊かさを増している水川さんに、挑戦し続ける原動力、自身との向き合い方について聞きました。
水川あさみ
Mizukawa Asami
1983年生まれ。主な出演作に、映画『喜劇 愛妻物語』『滑走路』、ドラマ『ミステリと言う勿れ』など。2022年ショートフィルム『おとこのことを』で監督業に挑戦。2023年は『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系)、連続テレビ小説『ブギウギ』、映画『沈黙の艦隊』などに出演、また11月3日より舞台『リムジン』、2024年2月23日より舞台『骨と軽蔑』の出演を控える。
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