個人的には、何か選択をする際、2つの傾向があると感じています。
それは、
・「損か得か」で選ぶ人
・「自分を好きでいられるか」で選ぶ人
“「損か得か」で選ぶ人”は、基本的に実益主義が多く、お金や社会的地位のためなら、魂を売ってしまうことは少なくありません。
でも、前述したように、そのために失うものは、意外と大きいものかもしれません。それによっては、「自分を誇れなくなってしまう(=自分嫌いになる)」こともあるからです。
逆に、“「自分を好きでいられるか」で選ぶ人”は、いくら得することでも、自分を誇れなくなってしまう場合は、選びません。一見、損したようになっても、長い目で見たら、「自分を好きでいること」のほうが大切だと思えるからです。
個人的には、「“自分嫌い”で幸せな人」に会ったことがありません。それくらい、自分を好きでいることは、幸せでいるために必要不可欠なことです。
ある日、「自分をやめて、別人になります」なんてことはできないので、その“好きではない自分”とずっと付き合っていかなくてはいけないのは、苦痛なことですしね。
幸せになりたければ、まずは自分をきちんと愛することは、大切です。そして、幸せのためにも、「自分を好きでいられるための行動をしよう」と思えるようになると、単に「損か、得か」なんかで判断しなくなることは多いのです。
あなたは「本当の幸せ」を求めている?
魂を売るようなことをして、人生の道を逸れた人は、「だって、仕方なかったんだ」なんて言い訳をしがち。
でも、実際は、「それを選ばない」選択肢は、探せばあることは多いし、実際に同じ環境でも選ばない人もいます。
つまり、私たちは幸せでいるためにも、できるだけ広い視野を持ち、色々な選択肢を持てるように、また手元に選択肢がない場合は、しっかり探すようにしたほうがいいのです。
魂を売って、自分に嘘をつき、自分らしさを失って、それでただただお金と社会的地位を得たところで、幸せになんてなれません。
いくら周りから「すごいね」と言われたところで、自分はそんな自己を誇れないし、自分を認められないと、何をしていても空しいだけです。
「自分は、何のために生きるのか」。おそらく、誰もが幸せになりたくて生きるのではないでしょうか。
だったら、魂なんて売っている場合ではありません。あなたが、“本当の幸せ”を求めているのであれば、絶対に!
自分なりの人生哲学と判断基準を持ち、なるべく自分に嘘をつかないように、納得できるように生きていきたいものですね。
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