今でも夫に恋したい!恋愛要素を取り入れる工夫


結婚しても夫に恋をしていたいという方たちもいらっしゃいました。どんな行動をしているのか、恋愛の工夫も聞いてみました。

【40代~50代調査】「大人の恋愛」若い頃とどう違う?ミドル女性に聞いてみた!_img0
 

本音その1 
「出産後に夫がつなごうとした手を振りほどいてしまったことがあり今でも申し訳ない。当時は夫と妻ではなく父と母という感覚が強く手をつなぐ気になれなかった。でも子供の手が離れてきて自分に少し余裕が出てきた今、お互いを慈しみ大切に思う恋愛がしたい」

やはり夫婦といえども時期によって感情は変わるもの。「出産後に女性ホルモンの影響で母親モードが強くなったせいでは? さりげなく腕を組んだりしてみては?」といったアドバイスが寄せられました。
 

本音その2 
「親になって以前の恋人気分を楽しめなくなった。夫とどうしたらトキメキを取り戻せるか考え、自分たちへのご褒美としてデートに出かけるように」

きつい子育て初期を一緒に乗り越えた相手だからこそ、とお金がかかってもシッターサービスなどを利用するようになった方のご意見。子育て期に何を優先するかは人それぞれですが、これからずっと長く続く夫婦関係に栄養を注ぐのも一つの考え方ですね。
 

本音その3 
「夫は愛情を行動に出さないタイプだが私には恋愛という要素は必要。そこで夫との押し問答の末、寝る前に『愛しているよ』と言って欲しいと提案し、以来毎晩どんなに不機嫌でも棒読みで『アイシテルヨ』と言うようになった。この効果が意外と侮れず、言われるだけで満たされるし夫もまんざら悪い気はしないそう」

ミドルエイジ世代のパートナーはまだまだ愛情表現を苦手とする方も多い中、毎晩「アイシテルヨ」と言われるのはそれだけで偉大なのではないでしょうか。他にも同様のエピソードが寄せられており、言葉の持つパワーを感じさせられました。

 

大人の恋愛感情・さまざまな形


最後に「恋愛」という経験そのものについての本音を聞いてみましょう。

本音その1
「恋愛優先順位の低い者同士の恋愛。すごくしっかりしていて見たことのない景色を見せてくれる彼だが、もう4カ月会えていない。恋愛は成就するまでよりした後の方が大変」

こんなお悩みには、同様に恋愛優先度が低くてなかなか会えなかった方から「こちらの希望を淡々と伝えつつ相手のペースを尊重するようになり楽になった」とのアドバイスが。その後、久しぶりのデートができたとのことです。
 

本音その2
「心からの愛情を持てる人とはゆるやかな人間関係を続けている。結婚したからと言って人の心は独占できないので、そこに執着するより心地よい時間を持つことにフォーカス」

なかなかこのように達観することは難しいと思いますが、「心理学や哲学、仏教などの本を読み『思い通りにならないことに執着しない』、『他人の領域に踏み込まない・踏み込ませない』ことが心の平安を得るポイント」だと着地したとのこと。
 

本音その3 
「真摯に向き合ってきた恋愛はいくら傷ついても憎しみを抱いても後悔はしない。時間がかかっても『全力で愛した・愛された』事実は自信につながる」、「過去の恋愛がよみがえると気持ちが和らぐ」、「付き合ってきた人たちが幸せでありますようにと心から思えるのも自分の生活が安定してきたから」

恋愛は別れたときに終わるのではなく、ずっと自分の心を温める灯とも言えそうです。
 

既婚・未婚を問わず周囲の人との関係による細やかな心の動きはいくつになっても続くもの。それが恋であり続ける人も、時間の経過とともに違う形の愛に移り変わる人も、リアルな姿を打ち明けてくれ、さまざまな経験を積んできたミドル女性ならではの本音を深掘りすることができました。


文/Shoko
イラスト/タカハシさん
 

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