今年は初主演ドラマ『シガテラ』でいじめられっ子の高校生を演じ、品川祐監督の映画『OUT』では暴走族の総長に。話題作で真逆のオーラを放つ役柄を体現し、俳優としての実力を知らしめた醍醐虎汰朗さん。

11月29日には初の写真集『となりのこたろー』が発売。年相応の爽やかな笑顔はもちろん、舞台『千と千尋の神隠し』のハク役で見せつけたような神々しいオーラや力強い眼差しも堪能できる一冊になっています。前回のインタビューで「人柄を磨きたい」と語っていた23歳に、仕事であらゆる初体験をクリアしたこの1年の成長を振り返ってもらいました。

醍醐虎汰朗「来年は海外で初体験したいです」引く手数多のなか、心がけてきた振る舞いと今後の展望_img0
 

醍醐虎汰朗
2000年生まれ東京都出身。2017年に「舞台『弱虫ペダル』新インターハイ篇~スタートライン~」で、舞台初出演にして初主演を果たす。また新海誠監督による2019年の長編アニメーション映画「天気の子」で主人公・森嶋帆高役を務め、第14回声優アワード新人男優賞に輝いた。2023年はドラマ『シガテラ』、舞台『千と千尋の神隠し』、映画『女子大小路の名探偵』、『OUT』などに出演。昨年に続きハク役を演じる舞台「千と千尋の神隠し」は2024年3月に東京・帝国劇場で再演される予定。現在、TBSよるおびドラマ『Maybe 恋が聴こえる』が放送中。