ウィリアム王子は、ある予感から“時間をかけて”と言ったのだ
メーガン妃に夢中になっているヘンリー王子にしてみれば、単にその関係に水を差されただけでない、愛する人を否定されたと感じたのでしょうが、ウィリアム王子としては“自分たちの立場”をもう少し考えるべきという諭しの思いがあったはず。
つまり、自分たちの結婚はただの結婚ではない。いくら好きでも、恋愛感情だけで結婚相手を決めてしまってはいけない。言ってしまえば、これからの英王室を支えていくための結婚なのだから……そういう意味合いを“時間をかけること”に込めていたはずなのです。
でもそうだとすれば、ウィリアム王子のこの“悪い予感”は的中したことになります。ヘンリー王子もさすがに、この女性とともに英王室を出ていくことになるとは、この時、夢にも思っていなかったはず。しかし当時のウィリアム王子には、ひょっとしたらという予感があったからこそ、あえて“時間”を持ち出したのかもしれないのです。
言い換えるなら、自分が後の英国王になる自覚が強いからこそ、ウィリアム王子にだけ“見えていること”があったかも……。
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