『おとなりに銀河』久我一郎(佐野勇斗)

一郎は売れない漫画家で、親を亡くしてから幼い妹と弟をひとりで養っています。まだ23歳なのに、遊びたい盛りだろうに、家族のことをいちばんに考えて頑張っている。この時点で、「いい子すぎる……」と涙。さらに、とある島の王族の姫であるしおり(八木莉可子)の身体から生えているとげを触ってしまったことにより、急に婚姻関係の契りが結ばれてしまう……という意味の分からない設定を(『おとなりに銀河』はファンタジードラマです)、受け入れようと頑張っている姿に、涙。一郎はね、もう本当にピュアすぎるんですよね。

急に突拍子もないことを言い出すしおりに振り回される一郎も、とにかく可愛くて。しかも、恋愛初心者だから、手をつなぐのもハグをするのも、いちいちドギマギしていて可愛い。こんなに純粋に想ってくれる人に愛されたら、きっと幸せなんだろうなぁとほっこりしてしまいました。2023年の“ピュアで可愛いで賞”は一郎に捧げたいです!