240代以上のスキンケアで必要なのは「トリセツ」をきちんと読むこと。シワ、シミ、乾燥に効くおすすめコスメ６品も【岡部美代治さん】

今、シワ対策が熱い！ 「レチノール」「ナイアシンアミド」配合コスメってやっぱりいいの？

「今、美容業界一番のホットな情報といえば“シワケア”。目尻の深いシワから目の下のちりめんジワ、ほうれい線や首やデコルテのシワまで化粧品でケアできる時代とあって、何をどう選ぶかが大事なポイントになっています。まずは“ちりめんジワ”と呼ばれる比較的浅いシワのケア方法を紹介しましょう（岡部さん）

「美白ケアと同様、シワケアもたくさんの美容成分があります。『レチノール』『ナイアシンアミド』の２つの美容成分をはじめ、シワケア製品が美容業界をけん引していると言っても過言ではないくらい。ですが、僕はこのシワケアブームを作った美容成分も忘れてはならないと思っていて……厚生労働省から『シワを改善する』という文言で認可を受けた初めての美容成分『ニールワン』です」（岡部さん）

＼シワ対策におすすめの美容成分を紹介します／

① レチノール
「以前は安定性が悪く刺激も強いため、難しい美容成分と言われていたレチノール。化粧品メーカーの研究者たちの努力によって『ついにここまで来たか！』という進化を遂げた、まさに研究者魂そのもの。資生堂が開発した『純粋レチノール』配合の商品は表皮の浅いシワから真皮の深いシワまでオールラウンドで対応可能とあって話題になりました」（岡部さん）

② ナイアシンアミド
「この美容成分の素晴らしいところは、シワの他にもブライトニング・肌荒れなどのトラブルにも対応できる、まさにスーパースター美容成分。しかも、他の美容成分とも合わせやすく、作り手側としても嬉しい成分なので、使用頻度も高いですね。ミドル世代には嬉しい美容成分です。花王の技術を搭載したエストの泡の美容液が今年、パワーアップして登場しました」（岡部さん）

③ ニールワン
「シワケア製品の歴史をググっと前進させた美容成分です。2016年に日本で初めて医薬部外品のシワに効く有効成分として認可され、翌年にポーラの「リンクルショット」としてデビュー。浅いシワ・深いシワの両方にアプローチし、化粧品でもシワを改善できると謳えたのは本当に素晴らしいですね。僕はこの商品が発売されてからずっと使い続けているんですよ。美容のプロたちも愛用しているコスメです」（岡部さん）