料理上手にピッタリの資格もいろいろ!
すでに飲食店で働いている人には「食生活アドバイザー」もおすすめ。栄養、健康、食文化、食習慣など食に関する知識から、衛生管理などまで網羅しているため、飲食業界だけではなく、スーパーなどの小売業、学校、病院や介護の現場などで役立ちます(大手企業やスーパーなどでは資格手当や昇給条件になっているところも!)。2級と3級があり、年2回の試験で同時受験も可能です。なぜか1級はありません。
資格には国家資格と民間企業や団体が認定する民間資格がありますが、
「民間資格にまつわるものは、いくつか取得し、掛け合わせることで、活躍の場が広がる可能性があります。
例えば、薬膳コーディネーターと発酵食品ソムリエの両方の資格を持っているからこそのオリジナルレシピを作ったり、そこからいずれ独自路線のお店の開業を目指したりもできるかもしれません」と湯谷さん。
資格を取らなくても、副業にできる得意なもの、好きなコトも
「また、資格ではありませんが、好きを仕事にするという意味では、アクセサリー系ハンドメイド講座も人気があります。今はminne(ミンネ)やCreema(クリーマ)などのハンドメイド作品を販売するサイトで、誰でも簡単に販売できるため、少し専門的に学んでアーティストとして活動する方もいらっしゃいます」(湯谷さん)
好きなことから副業が広がるなら、こんなにうれしいことはありません。
しかも、好きからから考えると、資格のための”勉強”という小難しさが緩和され、ぐっと身近に感じられます。
minneを運営するGMOペパボが、登録作家さんを対象に行った「ハンドメイド作家における副業調査」によると、約半数がコロナ禍(2020年)以降に活動を始めたそう。
副業作家の約8割が作品販売で収入を得ています。が、本気度にもよりますが、売り上げは5000円以下から10万円以上まで差が大きいのが現実。そういう意味でも独学ではなく、ちゃんとした知識を一度入れておきたいところです。
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