「今年こそ、資格をとる」
2024年は、未来の自分に自己投資。
せっかく資格を取ろうと決めたなら、自分の肩書き、名刺代わりになるような資格に挑戦してみるのもアリです。
どうせやるなら、一生モノの資格を手に入れてみたいと思いませんか?
数多ある国家資格の中で、ミドル世代の女性が今から目指しやすいものは一体どんな資格でしょうか?
”資格のプロ”の視点から、おすすめ資格とその理由をご紹介します。
前回記事はこちら
「好きをお金に変える」資格の選び方をプロが伝授!資格をとるなら、自分らしさを追求したい!>>
ミドル女性におすすめの国家資格3選
一生モノの資格といえば、やっぱり国家資格。
そもそも資格には、国が認める「国家資格」、各省庁が認める「公的資格」、民間企業が独自で認める「民間資格」の3種類があります。
厳密にいうと、国が認めるものは「国家資格」と「技能検定(国家検定)」がありますが、ここでは、”国のお墨付き”という意味でひと括りに、国家資格と呼びたいと思います。
ちなみに、国家資格は300以上、技能検定(国家検定)は130以上と、その数は膨大です。こんなに多いと……選べない。
そこはプロに聞くのが一番! ということで、資格ソムリエの林雄次さんに、「3つ選ぶならどれ?」と聞いてみました。
答えは「ファイナンシャルプランナー(FP)」「宅地建物取引士(宅建士)」「キャリアコンサルタント」。
理由は「3つは取りやすさと、使おうと思えば使えるバランスのよさがあること」(林さん)。
「ファイナンシャルプランナーは、お金すべてに関わってくるので、誰でも必要になる必須の知識。生活の延長線上にあるため、家計とも親和性の高い資格です。
しかも、他の資格と組み合わせると個性を出すことも可能。整理収納アドバイザーと組み合わせれば、家庭にまつわることすべて整理できるようになりますし、宅建士と掛け合わせることで、人生の一番大きな買い物、不動産のお手伝いを他面的に行うことができるようになります」(林さん)
ユーキャンの「人気の国家資格ランキング」でも、ファイナンシャルプランナーは1位。しかも、ファイナンシャルプランナー講座の受講者の約7割は女性なんだそう。
ユーキャンの湯谷さんによると、「物価高騰や円安など、今の世相を反映し、徐々にFPや金融系資格の人気が高まっています。仕事はもちろん、プライベート(家計)の両方に使えることが人気の理由。資格を通して、”守りの勉強”ができることも魅力です」
個人的に、ファイナンシャルプランナーは”数字”のにおいがするため、全く考えたこともありませんでしたが、こうやってお話を聞くと女性にこそ「アリ!」ですね。
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