“スニーカーなしの生活は考えられない!”というスタイリスト水野利香さん。そして、1年の300日以上はスニーカーで生活する(つまりほぼ夏以外)、エディターの荒川千絵。そんな二人が大人の女性に向けた、最旬スニーカーを厳選しました。
もはや痛い思いまでして靴を履く時代でもなく、無理したファッションを貫く時代でもない。40歳をすぎて、着飾るのではなく着心地に目を向け始めた二人が選ぶ1足とは? 服との合わせやすさ、歩きやすさ、脱ぎ履きのしやすさに注力した太鼓判スニーカーをご紹介します。
普段の着こなしにスニーカーを合わせたい。そんな時に1足持っていて損がないのは、歩きやすさで定評のある「ニューバランス」。なかでも、ブランドを象徴する“ニューバランスグレー”と呼ばれるカラーがおすすめ。スニーカー好きには、“グレーのスニーカーといえばニューバランス”を思い描くほど、不動の人気色として周知されています。カジュアルにもきれいめにも似合うグレーは、どんなコーデにも相性良く合わせられるまさに“大人のスニーカー”。今回はその中でエディター荒川が愛用する、いつものスタイリングをキャッチーにみせてくれる“990”シリーズに関連するスニーカーを紹介します。
ニューバランスのハイクオリティスニーカー“990”とは?
“1000点満点中990点の出来栄えのシューズ”という由来からできたのが、この“990”シリーズ。1982年に発売が開始された当時、ニューバランスのあらゆるテクノロジーを搭載して完成させたのがこのシューズです。現在は990シリーズとして数タイプ出ていますが、オススメはなんと言っても初代の990。このモデルはニューバランスの特徴の一つである「USAモデル」と呼ばれるmade in USAにこだわった製造工程を持っています。一般的なスニーカーの価格と比べると値段が高い印象かもしれません。しかし、ニューバランスらしい洗練されたデザインと履き心地、と言ったらこのUSAモデルシリーズ。フェミニンなロングスカートに合わせれば、オフの日でもカジュアルになりすぎないアクティブなコーディネートが完成。ぜひその履き心地を体感してみて欲しいです(荒川)。
トレンドとなるY2Kに990を組み合わせた「90/60 GM」
90年代を代表する「990」と2000年代に登場した「860」のシリーズを掛け合わせたこのモデル。旬なデザインである上に、USAモデルに比べて価格が手頃というところも魅力です。また、脱ぎ履きがしやすいドローコード(クイックシューレース)を採用しているところもポイント。ヴィンテージライクな着こなしに、今っぽさを加えるならこのシューズがぴったりです(荒川)。
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プティローブノアー https://www.petiterobenoire.com/
撮影/木村 敦(Ajoite)
スタイリング/水野利香
ヘア&メイク/廣瀬浩介
モデル/竹内友梨
構成・文/荒川千絵
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