「スタッフの今日のコーデ」の私服姿にファンの多いエディター・松井陽子さん。記事の中でも松井さんのスタイリングにもよく登場する、「もはや体の一部のよう」という最愛のファッションアイテムの魅力をお届けする連載企画です。
今回は趣向を変えて、ものづくりを実際に体験しました。訪れたのは、ずっと気になっていたジュエリーブランド「hum(ハム)」。神宮前のアトリエで行われている彫金ワークショップ(hum JINGUMAE workshop)に編集部の朏さんと一緒に行ってきました。
1日で出来上がるシルバー×ダイヤモンドのリングづくり。どんなリングが完成したのでしょうか。乞うご期待です!
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重厚でモダン、そしてエレガント
「hum」のジュエリーに感銘を受けて
彫金ワークショップが行われるhumの原宿のアトリエ。ジュエリー同様、アトリエも洗練された空間です。小ケースの中には憧れのジュエリーが! 今日はワークショップにきましたが、こちらもとても気になります(笑)。
かれこれ10年ほど前だったか……。撮影用にスタイリストさんが集めていたジュエリーの中に、ひと際の存在感を放つブレスレットがありました。シルバーチェーンとゴールド、繊細なダイヤモンドを組み合わせたもので、そのただならぬ存在感に心奪われました。
一見無骨なのに、手首にあしらうとしなやかに寄り添って、たおやかで、驚くほどエレガント。それがhumとの出会いで、第一印象でした。
日本のブランドだということを聞いた時に、驚いたのと同時になんとなく納得できたのは、重厚感の中にも、緻密さや繊細さを感じ取ることができたからかもしれません。
奥ゆかしさというか、どこか匂い立つようなエレガンス。身につけていくうちに、自分のものとして完成されていくのかな……。そんな味わい深そうな雰囲気にも惹かれました。
そんなふうに、どこか心の中で気になっていたhum。そのアトリエで行われている彫金の1dayワークショップにお声掛けいただきました。
初挑戦の彫金のワークショップもですが、リング作りを通してhumのものづくりの一端に触れられたら……! どんなひと時が待っているのか、わくわくしながらワークショップがスタートしました。
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