昨年、90歳を過ぎた義母が健康な歯がかなり残っていたのに、総入れ歯を装着するためにすべて抜いたんです。ところが入れ歯が合わず、装着が嫌な義母は食べ物が噛めなくなり、20年以上風邪ひとつひかず頭もしっかりしていた姑があっという間に痩せ細ってしまいました。かなり弱っただけでなく、急に認知症気味に。その後、生命力の強い姑は復活したのですが、この一件以降、歯と健康の関係性が気になるようになりました。歯って口の中だけでなく、全身に大きな影響をもたらすこと、知っていましたか。
歯周病はアルツハイマー型認知症の原因にも？！
姑のことがきっかけで歯の大切さについて調べたところ、恐ろしい事実がポロポロ判明。
成人で歯を失う原因の第１位は歯周病、そして５０代以上の約8割が歯周病にかかるそう。歯周病の菌は血流にのり、全身に広がり、様々な全身疾患の原因となるとのこと。誤嚥性肺炎、糖尿病、脳梗塞、心臓病などに加え、アルツハイマー型認知症の原因の一つでもあることが2020年九州大学の研究で発表されています。
また、より身近な病気であるインフルエンザ感染力も高めるという恐ろしい影響も。（日本歯科医師会プレスリリース）
この事実に驚愕して、何がなんでも歯周病は阻止したいと２〜３カ月に一回は定期的に歯科検診に行くようになり、クリニックで出会ったのが「コンクールF」。歯磨きのあと25-50mlの水に５〜10滴たらして、ぶくぶくうがいするだけ。「グルコン酸クロルヘキシジン」という手術時の消毒に使われる高い殺菌力がある成分が入っており、長時間殺菌作用が続くので、夜寝る前に使うと一晩中お口の中は清潔な状態をキープ、起床時の口は雑菌だらけという状態も回避できそうです。
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