「デニムに合う上品なカジュアル」がコンセプトのシンゾーンは、ミモレ世代にもピッタリ
以前から気になっていたお店、シンゾーン(Shinzone)。オリジナルブランドやセレクトアイテムを扱うショップで、テイストは上品なカジュアルファッション。大人世代にも合いそうです。しかもこのシンゾーンさんは、名作パンツを次々と出されていて、何年も愛される定番デザインになっているそうです。
今回は、室井由美子さんのスタイリングで、シンゾーンのパンツ6本はき比べさせていただきます。以前、別の企画でデニムはき比べをさせていただきましたが、毎回短時間での早着替え撮影で、老体に鞭打ちながらですが、撮影自体が下半身を鍛えるトレーニングになっていてありがたいです。
室井由美子さん
mi-molletでもおなじみの人気スタイリスト。1977年生まれ、身長155㎝。シンプルで、ほんのりモードが漂うリュクスなアイテム選びとスタイリングに定評がある。
インスタグラム @yumikomuroi
YouTube:「スタイリスト室井由美子channel」
プレスルームに伺うと、シンゾーンのPR、座間さんと川又さんはおふたりとも素敵なパンツスタイル。私は身長が低め(156㎝)で、体型的(骨格ストレートタイプ)にもパンツをはくとモッサリしてしまうのが悩みで、おふたりのようにやせていなくてもはきこなせるか、というのが懸案事項です。まず、シンゾーンというブランドについて伺いました。
座間さんによると、「シンゾーンは、デニムに合う上品なカジュアル、というのが全体のコンセプトです。縫製やシルエット、素材にこだわっていて、カジュアルウェアだけれどカジュアルすぎないので、ミモレ世代の方も取り入れやすいですよ」とのこと。お店の名前の由来は、社長さんが「真」という字がお好きで、「真ゾーン」ということで名付けられたそうです。パンツも快適なはき心地でゾーンに入れるのか、期待が高まります。
はきやすさに驚き! チノの進化系
WASHED HIGH WAIST CHINO
まずは「WASHED HIGH WAIST CHINO」、ウォッシュドハイウエストチノを試着。チノというと生地が固めでゴワゴワしている印象がありますが、こちらのチノははきやすさに驚きました。生地はしっかりしていますが、適度にソフトで、チノの進化系のようです。おじさんっぽくならないシルエットですっきりした印象。ハイウエストなので、脚の長さも盛ってくれます。「うちのチノははいたその日になじむんですよ」と、座間さん。
ところで白いシンプルなトップスも着心地がよいですが、こちらはシンゾーンさんで取り扱っている「テイクス(takes.)」というブランドのアイテムで、竹100%のTAKEFU(竹布)とオーガニックコットンをミックスした素材だそうです。
「みんな何枚も持ってます。竹ってスーパーサスティナブルな植物なんです。コットンと比べても水を使う量が少なくて環境に優しいです。体温を一定に保つ効果があって、消臭や抗菌作用もある。TAKEFUの話になると止まりません」と、竹布への愛を語る座間さんに心動かされました。
「テイクスはすごく良いですよ。首周りがへたらない」と室井さんもおすすめしていて、全ての白シャツが一年でへたる身としては見逃せません。
ハンサムな印象で大人気。自宅で洗濯も可!
CHRYSLER PANTS
続いてのパンツは、「CHRYSLER PANTS」、クライスラーパンツです。こちらはメンズライクで腰ばきスタイル。川又さんによると「古着屋さんにあるメンズのスラックスをイメージしています。ハンサムな印象で大人気です。太めシルエットできれいめにはけます」とのこと。古着屋のおじさんスラックスとは、私にとって異世界転生くらいの縁遠いスタイルですが、勇気を出してはいてみると、意外におじさん感は出なくて、グレーの色合いも絶妙ではき心地も良いです。色合いと、長めの丈の効果か下半身が引き締まって見えます。脚を通す感触が気持ち良くて、不思議な癒し効果が。
「23100円と、値段を安く抑えています。ポリエステルなので年中はけますよ」と、川又さん。物価が高騰しているのでありがたいです。
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