パンツのサイズ選びで大事なのは「数字」じゃなくて「見た目」!サイズアップしても数字は誰もわかりません
シンゾーン(Shinzone)の名品パンツ怒濤の6本はき比べのあと、セレクトされた3本のパンツ。まず、僭越ながら私が選ばせていただいたのは、はき心地もよくてなんでも合いそうなグレーのクライスラーパンツ。続いて、室井由美子さんがセレクトしてくださったのは、カーキのベイカーパンツ。3本目は、スタッフの方々から好評だった黒いジェネラルジーンズです。こちらで室井由美子さんに新たにコーディネイトを組んでいただきました。
室井由美子さん
mi-molletでもおなじみの人気スタイリスト。1977年生まれ、身長155㎝。シンプルで、ほんのりモードが漂うリュクスなアイテム選びとスタイリングに定評がある。
インスタグラム @yumikomuroi
YouTube:「スタイリスト室井由美子channel」
6本+3本で、短時間に9本のパンツを着脱することに。体幹も鍛えられています。「シンゾーンのパンツは結構万人受けする気がする。丈も短めで、とくに小柄さんも似合うのかな。合わせやすくて、大人のウィークポイントを隠してくれます。お腹周り、腰周りをうまくカバーしてくれますね」と、室井さんは推しポイントを教えてくれました。
また、サイズ選びのアドバイスも。「サイズだけちゃんと選べばすっきり見えます。試着の時は2サイズはかれた方が良いと思います。小さくて良いことはまずない。数字じゃなくて見た目。サイズアップしても数字は誰もわかりません。自分だと小さいサイズを選びたくなってしまうので、パンツ選びは信頼できる人と一緒に行ったほうがいいですね」とのことで、今回選んだ3本のパンツも、クライスラーパンツは32、ベイカーパンツは36、ジェネラルジーンズは34、と全部バラバラです。
サイズ小さめでピッチリしすぎると逆に太く見えてしまうので、思い切って2サイズくらい上にするのも良いそうです。お店でむりやり小さいサイズを試着したら、ファスナーが上がらなかったり,脚が曲がらなかったりして、店員さんに「お作りが小さいので……」とフォローされて気まずい空気になったことは何度もありました。これからは気にせず大きめサイズを候補に入れたいです。
なめ子さんお気に入りの1本!クライスラーパンツをこなれコーデ
1本目、クライスラーパンツのコーデはサックスブルーのオーバーサイズのシャツとのバランスが絶妙です。
「パンツがスタンダートだったので、サックスブルーと合わせてシルエットで見せるようにしました。ダディシャツはあえてビッグ感を出しながら、衿を抜いてボタンを開けています。ビックシャツは難しいという方は、ボタンの開け閉めで調節するといいですよ」と、室井さんにコーデのテクニックを教えてもらいました。
リアルダディシャツではなく、想像の中のダディの着ているシャツ。父親との思い出も脳内で美化されそうです。
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