○月×日
朝食:なし
昼食:釜揚げうどん、うどんつけだれ用に納豆、海苔、柚子、油揚げ、たらこ、貝割れ大根(写真)
夕食:ワンタン、サラダ、卵とわかめ入りスープ
海外在住日本人が、時折りどうしても食べたくなるものって?【パリ在住・井筒麻三子のおうちごはん日記】_img0
 

1月に夫が日本から持ち帰ってきてくれた大量の食材を、順調に消費しております。この日のおうどんも、日本から持ち帰ってきてもらったもの。寒い日のおうどんは、温かいかけうどんにすることが多かったのですが、太めのおうどんは釜揚げうどんというワザ(?)を覚えました。

写真のお鍋、普通すぎるヤツですみません、という感じなのですが、我が家で一番大きいサイズのお鍋がこちらなので、もっぱら釜揚げうどんはこちらで作っています。

つけ汁には、あれこれ具材を用意して、途中で飽きないよう味変できるように(ほんのちょっと栄養補給マインドもあります)。

ちなみにこちらのおうどん、1袋二人前となっているのですが、一度二人で食べてみたところ全然足りない……。結局、毎回2袋茹でては「やっぱりちょっと多めだわ、お腹いっぱいー!」と言ってお腹を抱えるのが恒例になりつつあります。

 


一般家庭でのコンポスト義務化、始まりました!

海外在住日本人が、時折りどうしても食べたくなるものって?【パリ在住・井筒麻三子のおうちごはん日記】_img1
 

フランスでは、2024年から全ての国民が生ごみを堆肥にすることが義務となりまして……我が市でも、コンポストのための処理ボックスが設置されました!

私自身は1年以上前からLFCコンポストを愛用しており、食材系の生ごみは、ほぼこちらで処理できています。とはいえ、全てのものがLFCコンポストに入れられるわけではなく、塩分が多いもの(ぬか漬けのぬかなど)や、枯れた花、雑草なども入れられません。

こうしたLFCコンポストで対処できない生ごみも、国対応でコンポストにしてもらえるのは、本当に嬉しい。

ただこの処理ボックス、考えは先進的でも現実としてのシステムはずさんというフランスそのものを象徴している感じで......。ボックスは通常設置されているのに、火、金、日しか使えない(はず)となっており、さらに蓋を開けるのには、バーコードを読み取って、蓋を開けるための番号を入手しないといけないんです。

市のインターネットHPには何もそんなことが書かれていなかったので、処理ボックスに行ってびっくり。たまたま蓋が空いていたので捨てることができましたが、これ大丈夫なの? と思っていたら……。

案の定「開かない!」と憤り、そのまま生ごみを置いていったりする人が続出。あー、フランスあるあるすぎる。アイディアはいいのだから、ちゃんと機能するようになることを、切に願っています……。


簡単すぎる!おしゃれで美味しいGOROGORO KITCHENレシピ集はこちら>>

海外在住日本人が、時折りどうしても食べたくなるものって?【パリ在住・井筒麻三子のおうちごはん日記】_img2

<書籍紹介>
『GOROGORO KITCHEN  
心満たされるパリの暮らし』

著:井筒麻三子  写真:Yas
定価:¥1980
講談社

Amazonはこちら
楽天ブックスはこちら

 

パリで働く日本人Mamikoが、暮らしのvlogをYouTubeチャンネル「GOROGORO KITCHEN」でアップし始めたら、日本人だけでなく、世界中の人たち35万人からの熱い支持が! 
色や柄を自由に使った小さいけれど素敵な部屋、フランスの家庭料理も普通の和食も作る日々のおうちごはん、蚤の市でのお宝探し、農家からもらってきた2匹の猫……。
パリのおすすめレストランや、喜ばれるパリ土産もランキング形式でご紹介。
YouTubeでは語りきれない暮らしのコツや素顔のパリのエッセイを美しい写真と共にたっぷりとお届けします。 

 


前回記事「肉食日本男子には、やっぱり定番の味が大人気!【パリ在住・井筒麻三子のおうちごはん日記】」はこちら

海外在住日本人が、時折りどうしても食べたくなるものって?【パリ在住・井筒麻三子のおうちごはん日記】_img4
 
 
  • 1
  • 2