ほぼ毎日朝から晩まで、自炊生活をしている我が家。パリだけど、和風も中華も洋風もありの、普段ごはんの様子をご紹介します。
 

○月×日
朝食:なし
昼食:ご飯、油揚げとネギのお味噌汁、オクラの糠漬け、長芋のピリ辛納豆あえ、りんごとカマンベールチーズ入りサラダ
夕食: 牛塊肉ステーキ、サラダ、ご飯、お味噌汁(写真)
牛タンは舌の皮むきから、米麹は米を蒸すところから!手間暇かけまくりの日々【パリ在住・井筒麻三子のおうちごはん日記】_img0
 

我が家の近所スーパーで購入できるお肉は、豚、鶏、牛、羊、鴨あたり。まあ日本とそれほど変わらないですよね。では、日本と価格も同じかと思うと、これは全然違います。まず、鶏は胸肉が一番高いですし、ささみも高い。逆にもも肉は安価です。

豚肉も、肩肉とスペアリブは安めだけれど、脂肪の少ない塊肉は高かったり。とにかく、フランス人(というか欧米人の多くに当てはまると思いますが)は脂肪が少ない=高級なお肉、と捉えている様子。

そして牛肉はこちらだと、より「デイリーなもの」という感覚がしています。この日も1kgぐらいの牛塊肉が見切り品価格17€だったので、これは〜! と購入。オーブンでじっくり焼くステーキにしました。

2時間ぐらい常温に置いてから、両面をフライパンで焼き付け、170度の低め温度でじっくり40分ぐらい焼き。さらにフライパンに戻して両面を強火で焼き色をつけます。お肉を取り出してから、すりおろし玉ねぎとニンニク、生姜、醤油、砂糖、お酢を入れて、煮詰めたらソースの出来上がり。

切り分けてみたら、すごーく良い焼き色加減になっていました! 半分ぐらい食べて残りは翌日以降に食べるつもりだったのに、気がついたらほとんど食べ切ってました……。

 
○月×日
朝食:なし
昼食:牛ステーキ丼、サーディンとコンテチーズ入りサラダ、オクラとお麩入り鶏がらスープ(写真)
夕食: 中華街のレストランでチャイニーズ外食
牛タンは舌の皮むきから、米麹は米を蒸すところから!手間暇かけまくりの日々【パリ在住・井筒麻三子のおうちごはん日記】_img1
 

かろうじて残った前の晩の牛肉スライスをオーブンで軽く温め直し、アジアンスーパーで買った紫蘇と共に炊き立てご飯の上にのせたら、牛ステーキ丼が完成。まあ、味わいは前の晩のものと何にも変わらないのですが、丼のかたちにすると、ワクワクしちゃうのは何故なんでしょうね。

とはいえお肉の量がメインとしては足りないかもと思い、サラダにサーディンとコンテチーズをプラスして、ボリュームアップ。

ご飯ものには、必ず汁物をつけないといられないタイプです。全体に味が濃いめな気がしたので、お味噌汁ではなくあっさり鶏がらスープ味でバランスを取りました。

 
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