かっちりとしたフォーマルシーンの着こなしとして登場することが多い「ボウタイブラウス」。実はそれだけではなく、コーディネート次第でカジュアルに着こなせてデイリーにも使える40代におすすめなアイテムなんです。今回はそんなボウタイブラウスの着こなしをご紹介します。


【40代コーデ】いつものブラウスを「ボウタイブラウス」に変えて着こなしを“華やか”に!この春おすすめしたい色や素材は? を一挙に見る>>

 


カジュアル好きこそ、ボウタイブラウスの力を借りてパッと華やかに

ブラウス¥26000/ウィム ガゼット(ウィム ガゼット 青山店) アウター/オーラリー パンツ/ドリス ヴァン ノッテン 靴/ファビオ ルスコーニ

「年齢を重ねたことで、カーゴパンツやデニム、Gジャンなど、好きなものだけをそのまま着るのでは、“ちょっとそこまで”のワンマイルファッションに見えてしまって。体型の変化もあり、Tシャツにデニム、みたいなカジュアルなスタイルも、それだけでは手抜きに見える気がしてきたんです。
今回はトレンチとカーゴパンツでカジュアルな印象のコーディネートに。そこに綺麗めなボウタイブラウスが加わると一気にエレガントに。カジュアルなアイテムと合わせることで、ツヤのあるボウタイブラウスでもオケージョンっぽくならず、一石二鳥。顔色がくすんで見えそうなアースカラーのワントーンも、ツヤのある素材と大きめのボウタイのおかげで華やかに着こなせます」


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ボウタイブラウスは定番の白ではなくて、グリーンを選んでモードな印象に

 
カーディガン/カレンソロジー ブラウス/ソージュ デニム/リダン バッグ/J&M デヴィッドソン ブーツ/ペリーコサニー

「主役のグリーンのブラウスはミモレでもよく紹介されている「ソージュ」のもの。白といったベーシックカラーもあったのですが、私が気になったのは、このグリーン。普段、あまり手に取らない色ですが、クラシカルでほんのりモードなボウタイデザイン。そして、シルク素材ならではの上品さがあれば、もう、しっかり大人な私でも、浮かずにグリーンを取り入れられるかなと思いました。この日は薄いブルーのデニムをボトムスに。羽織は、ツイードジャケットのような金ボタンのカーディガンにして、クラシカルを今っぽく解釈してみました」


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存在感のある華やかなボウタイも、辛口アイテムと合わせて大人も着やすい”モード可愛い”コーデに

 

「特別ファッションに精通しているわけでもない私が『モード可愛い』を着るときに頼りにしているのはZARA。大きな襟やラッフルなど、可愛いディテールが特に豊富に揃っています。モードなエッジが効いていながらも、取り入れやすいデザインに落とし込まれていて、着るのが簡単なんです。私のワードローブの中の『モード可愛い』の大半もZARAです(笑)。コーディネートするときも難しく考えず、基本はデニムと合わせることが多め。もしくは今回のようにレザーアイテムと合わせることも。ただ『モード』ではなく『モード可愛い』なので、ボトムはやや辛口なものを合わせると着こなしやすい気がします」


【写真で紹介】この春40代におすすめしたいのは華やかな“ボウタイブラウス”!おしゃれな人の着こなしをご紹介
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構成・文/大平麻耶子