まだまだ寒い日が続いていますが、気分はすっかり春。春と言えば「ブラウス」が楽しめる時期ですね。そこで、ぽっちゃり体型がブラウスをおしゃれに、そしてすっきり着るための選び方4箇条を、ぽっちゃり体型・40代のファッションエディター(身長164cm)が紹介します。

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選び方①ピタピタになりすぎないサイズ

ブラウス/ルフィル

ぽっちゃり体型がブラウスをおしゃれに着るために大切なのは、ほぼサイズ選びにかかっているといっても過言ではないと思っています。

ぽっちゃり体型の私の体験から学んだことがあります。たとえば、ある服をとても気に入り、絶対に買いたいと思うくらい惚れたとします。でも、そのブランドにはLサイズまでしか展開がありません。少し窮屈感があるけれど、入ると言えば入ります。ここまで気に入るデザインの服はなかなか見つからないし、同じような服はほかでは見つかりません。だから、入らないわけではないし、と買うことにします。

だけど、後日それを着てみたら、少し窮屈なせいで動きづらさがあるし、なにより本来ない場所にちょっとしたシワが入ってしまい、素敵に見えません。

どんなにおしゃれな服だったとしても、どんなに気に入った服だったとしても、サイズがピタピタではおしゃれに見せることが難しいんです。

かといって、「サイズが入るから、自分にぴったりだから、めちゃくちゃ気に入ってるわけではないけれど妥協して買う」ということを繰り返していても、おしゃれに辿り着くのは難しい……。私自身、洋服を選ぶ基準が、“サイズが入ること”になってしまっていた時期もありました。

少し手間はかかりますが、自分にぴったりのサイズで、かつどうしてもこの服が欲しい! と思える一枚を見つける根気が必要だったのです。

ちなみに、ぽっちゃり体型にも入るおしゃれな服が見つかりやすいブランドとして私が特に頼りにしているのは、ルフィル、アンフィーロ、カオスです。標準体型の人と同じデザインなのにちゃんと大きなサイズまで展開されていたり(ルフィル、アンフィーロ)、今どきのリラックス感のあるシルエットで、標準体型の人が着ても、ぽっちゃり体型の人が着てもおしゃれに見える服に出会える(ルフィル、カオス)からです。


選び方②体の肉感を拾いにくい、程よくハリのある素材

ブラウス/ルフィル

サイズ感に加えて、ぽっちゃり体型の肉感をカバーできる素材選びもとても重要です。

厚着で体型を隠しやすい冬とは違い、春からは薄手のアイテムでどうにかしなければなりません。なので、できるだけ体の肉感を拾いにくい素材を選ぶ!

個人的に特に気に入っているのは、ハリのあるコットンや化繊。透けるように薄い素材や、シフォンのように柔らかい素材だと、体の肉感のほうが勝ってしまい、カモフラージュするのが難しいからです。

もしハリのあるパリッとした素材が苦手な方(骨格診断ウェーブの方など)は、柔らかい中でも少しだけ厚みのある素材を選ぶのが良いと思います。

とにかく、肉感に負けない素材が必要です。