昨年末にクローゼットの断捨離をおこなったスタイリストの望月律子さん。洋服やバッグなど合わせて70点近く手放したという前回に引き続き、断捨離で手放したアイテム、断捨離後に変化してきた洋服選びの基準などをうかがいました。

ミモレなど多くの女性誌でのスタイリングのほか、レンタルサロン「Allons-y(アロンズィ)」を立ち上げるなど活躍の幅を広げるスタイリスト望月律子さん。上質なベーシック服でこなれ感のあるスタイリングが人気です。

前回、エルメスのケリーバッグを手放したことをきっかけに、クローゼット全体を見直すことにした望月さんが、新たに手放したアイテムとは?
 

望月律子さんの断捨離ルール
1.肩が凝る、ヒールが高い、など体の負担になるもの
2.使いづらいデザイン
3.今の体型・コーディネートに合わないもの
 


手放したもの①
厚底サンダル

 

※写真はイメージです

「バッグの次に見直したのが靴。元々ヒール靴が大好きで、厚底のプラットフォームも好きだったけど、これも重たくて。久々に履いたみたら、まんまと転んでひざを擦りむいてしまいました。やっぱり無理は禁物……(笑)! 昔よりフラットシューズやスニーカーを履く機会が増えたし、実用性を考えるともう履かないなと思い、手放しました」
 

手放したもの②
重たいダッフルコート

 

※写真はイメージです

「とあるデザイナーズブランドのダッフルコート。今でもデザインが大好きで気に入っていたのですが、生地が硬くて重たくて、着ると肩が凝ってしまって……。全然着ていなかったけど、見ると可愛いな~と眺めてみたり(笑)、結局5年近く寝かせていましたが、今回思い切って手放しました」
 

手放したもの③
肩掛けできないワンハンドルのバッグ

 

※写真はイメージです

「私のなかで、クラッチ持ちする前提で買ったワンハンドルのバッグが幾つかあって。ハンドル部分に腕を通して、小脇に抱えてざっくり持つ、すごくかっこよくて好きな持ち方なんですが、1日この持ち方をするのはもう辛くて……(笑)。昔なら少しガマンできたかもしれないけど、今持つと途中で腕が疲れるんですよね(笑)。元々荷物が多い派なので、もう無理して持つのはやめようと決めました」
 

手放したもの④
可愛いけど出番のないブランドバッグ

 

※写真はイメージです

「ブランドバッグは思い入れのあるものが多いし、使っていなくてもコレクションしていました。でも年齢とともに洋服の選び方も変わってきて、合わせるバッグも今の全身コーディネートのバランスに合わないものが増えてきたんです。トレンドのデザインを追いかけるタイプではないですが、単品で見ると可愛いけれど、今の私のコーディネートに合わない、と思うものは手放すことにしました」
 

手放したもの⑤
コンパクトなニット

 

※写真はイメージです

「ニット類は、シンプルなデザインでも体型に合わなくなったもの、着心地が窮屈だなと感じるものは手放しました。コンパクトなニットって最近もトレンドですが、今のデザインだと丈が短いと身幅に少し余裕があったりするけれど、昔買ったものは身幅と肩回りも全部がタイトで、今はちょっと着づらいな、とか。手放すかどうか迷ったら、一回袖を通してみると、これから着るか着ないか判断しやすいと思います」

 
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