今回のテーマはシェーディングの色味。シェーディングといえばブラウン一択という方も多いかと思いますが、今注目なのがグレージュのシェーディング。輪郭にご注目!

左写真はブラウン系のシェーディングカラーを使ったメイクの仕上がり。一方、右写真はグレージュのシェーディングカラーを使ったメイクの仕上がりです。さりげない差ではありますが、グレージュのほうがリアルな影の色に近く、自然に、かつ透明感を引き出しつつフェイスラインをすっきり引き締めることができるんです。

 


リアルな影色を観察してみると、
茶色よりもグレージュのほうが近い


今、若者を中心にシェーディング熱が上昇中! メイクの工程としてシェーディングがマストという人が多いんです。しかし、よーく観察してみると、使っているのは私達が「シェーディングといえば」で思い浮かべるようなブラウンではなくて、グレーっぽいものが主流。市場を見ても、黄みや赤みのないグレイッシュなカラーのシェーディングが増えています。

と、いうのも、実際に自分の顔を鏡で見た際、あご下に落ちる影の色は透けグレー。たしかにブラウンみはないのです。
そこで、リアルな影を深めるという目的でグレージュ系のシェーディングカラーを用いるのが一般的になりつつあります。
イエベ用、ブルベ用でシェーディングカラーが2種類出ているブランドも多いのですが、パーソナルカラーに関わらずブルベ用を選ぶとよさそうです。

 

こちらはブラウン系のシェーディングパウダーをフェイスラインに塗ったメイクの仕上がり。引き締め効果はばっちりです! 肌色の延長で使えるので、フェイスラインはもちろん、鼻周りなどにも使いやすいです。ただ、さじ加減次第では「横顔が茶色い⁉️」と、ギョッとする場合も。

 

こちらは、グレージュのシェーディングをフェイスラインに塗ったメイクの仕上がり。肌とシェーディング箇所との境目が自然なので、「シェーディングしました」感がなく、すっきりとして透明感のある印象に。

 
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