とどまることを知らない韓国ドラマブーム。当記事は、ライター・小澤サチエが、韓国芸能事情を語ります。
ここ最近、韓国芸能界を最も騒がせている人物……といえば、女優のハン・ソヒ。
『夫婦の世界』『わかっていても』などで知られ、昨年はBTS・ジョングクのソロ曲MVにも出演。芸能界でトップクラスの活躍ぶりを見せる女優ハン・ソヒですが、ここ最近は、熱愛報道、そして公開恋愛からわずか2週間での破局報道が話題に。連日メディアを賑わせています。
熱愛、そして破局報道で大炎上中のハン・ソヒ
韓国芸能界をウォッチしている人なら誰もが知っている今回の騒動ですが、ざっくりと経緯を説明します。ことの発端は、3月15日にハン・ソヒと俳優リュ・ジュンヨルがハワイで目撃されたこと。交際説が一気に広がったものの、双方の事務所は当初、否定も肯定もしませんでした。
ところがリュ・ジュンヨルはもともと、ドラマ『恋のスケッチ～応答せよ1988～』で共演したGirl’s Dayのヘリと7年にもわたる公開恋愛をしており、昨年の11月に破局報道が出たばかり。
ハン・ソヒとリュ・ジュンヨルの交際報道が出た後、ヘリがInstagramのストーリーズで「おもしろいね」という意味深な呟きを投稿したことから、ハン・ソヒの略奪なのではないかという疑惑が浮上。ハン・ソヒもSNSで応戦する事態に……。略奪愛を否定しながらも、ヘリに反論するような攻撃的な投稿が注目を集めていました。
その翌日、二人は結局熱愛を認めたのですが、ハン・ソヒはInstagramを一時非公開にしたり（その後公開に戻しています）、ブログに釈明文を載せたかと思えば、記事をすべて削除したり……。さらには、一度は謝罪をしたはずが、ふたたびヘリに対する攻撃と思われる記事をインスタに投稿しました。
一時は非公開にするも、10日ぶりにインスタ投稿を再開した際には美しいグラビアを披露
SNSでの不安定な行動が目立った矢先、公開恋愛からたった2週間で、結局二人は破局を発表しました。
今回の騒動のみならず、最近は何かと炎上が多いハン・ソヒ。
フランスで開かれた「ブシュロン」のパーティーでは、ハン・ソヒが静かにしてほしいと叫んだ様子が切り取られて動画が拡散され、賛否を巻き起こしました。また、Youtubeで「過去にフランスの芸術大学に合格していたが、経済的事情で入学を諦めた」と語ったエピソードが、嘘なのではないかという疑惑を呼んでいます。
すっかりお騒がせもののレッテルを貼られてしまった感じで、とても残念＆ちょっぴり心配……。特に気がかりなのが、インスタなどに彼女を誹謗中傷するコメントが溢れていること。SNS上での不安定な行動も目立っただけに、メンタル面でかなりのダメージを受けているのではないかと心配です。
元カノのヘリへの対抗心や、周囲から略奪愛だと批判されたことへの怒りを抑えられず、余計に炎上を煽ってしまったようです。確かに、感情的な言動はプロフェッショナルとしては失格でしょうし、攻撃的な態度も気になりました。しかし同時に、彼女のようなトップ女優も恋をするとこれほど不安定になってしまうんだな……と感じ、ちょっと気の毒になりました。
なお、ヘリは自身のコメントによって騒動を巻き起こしてしまったことに対して、謝罪文を掲載しています。ヘリも、7年も付き合った彼氏がたった数ヶ月であっさり新しい交際をスタートしているのを知って、感情的にならずにいられなかったよう。その気持ちも痛いほどわかる……。
こうして二人の女性が争いを繰り広げていた一方で、肝心のリュ・ジュンヨルは沈黙を貫いており、そのことを批判する声が集まっています。
うっとりするようなハン・ソヒの美貌に注目
さて、公開恋愛から2週間でスピード破局というせつない結末となりましたが、ハン・ソヒには今回の騒動に引きずられず、女優やモデル業を頑張ってほしいです。
神秘的な美しさとカリスマ性溢れるオーラが、ハン・ソヒの魅力。ファッションやメイクもいつも美しく、1月のパリ・ファッションウィークの際には、ディオールの衣装を完璧に着こなした姿を見せてくれました。
ソウルとパリを往復した際の空港ファッションも、全身ディオールで素敵！ 特にディオールのブックトートにキュートなチャームをつけているのが印象に残りました。韓国では少し前から、バッグにぬいぐるみ系のチャームをつけるのが大流行しているとか。
無造作な巻き髪に赤リップという、ハン・ソヒらしいヘアメイクも可愛いです！
今回の事件で大きくイメージダウンしてしまったハン・ソヒ。しかしこれにめげず、女優やモデルとして実力を見せつけ、ふたたび人々を魅了してほしい！ と願っています。
構成／山本理沙
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