連休が明けた後に行うといいこと


働く女性たちが、連休明けに行うことには、次のようなものがありました。

・休み明け初日に激務系の仕事を入れて、つべこべ考えるゆとりもないくらい忙しくする。気づけば夜になっている。

・仕事に行く前に、“今日やらなくてはいけない業務”を考えて、心のスイッチを入れる。
「今日は忙しいから、あっという間に1日が終わるな。じゃあ、会社に行くか」という仕事モードになる。

・欲しいものを買って、「このためにがんばって働こう」と、自分にムチを打つ。
ちょっと奮発したものであるほど、気合いが入る。

・ランチで行きたいお店に行く予定を入れておく(好きな同僚とランチに行く約束をしておく)。

・会社帰りに、楽しい予定を立てる(友達とご飯に行く、映画を見るなど)。

・「帰宅後の楽しみ」を用意しておく(ちょっと贅沢な入浴剤、お取り寄せなど)。
など。

ここでは、「つべこべ言わずに、働くしかない!と腹をくくるようにもっていく」「楽しい予定を入れて、“仕事に行くこと自体”を楽しみなものにする」「仕事から帰った後、自分にご褒美をあげる」の3パターンの方法がありました。
どんな連休の過ごし方をしたのかによっても、効果のあるものは変わってきます。ゆっくり家で過ごした人は、アクティブな予定を入れることで、仕事に行く気になることも。

私が会社員だったときは、社内に仲のいい同僚や先輩がいたので、その人たちに会うのがうれしい気持ちが、会社に行く気にさせたところもありました。
逆に、仲のいい人がいない職場では、仕事内容は問題なくても、行きたい気持ちが薄れたことも……。
「職場はどんな人間関係なのか」によっても、行きたいかどうかの気持ちに大きな影響はあるでしょうね。

 


「連休明けの憂鬱」になったことがない人も


今回、色々な人に連休明けの憂鬱やサンデーブルーの話を聞いたら、中には「嫌な気持ちになったことが、ほとんどない」と言う人もいました。
結局、「すべての働く人に、連休明けの憂鬱やサンデーブルーは当たり前」というわけではないのですよね。

生活のために働くのは大事なことだけど、「人生において、どんな時間の過ごし方をするのか」というのも、大切なこと。
“人生の時間”は有限ではなく、また私たちが「今の年齢、今の体力でいる時期」も永遠ではありません。
その“二度とない時間”にどんな過ごし方をするのかが、最終的に、「自分の人生を作る」のだと思うと、今、見過ごさないほうがいい「人生の課題」が隠されていることもあります。

特に、どんなに自分を癒そうとしても、連休明けの憂鬱やサンデーブルーがあまりにもきつい場合は、考えたほうがいいもの。
その場合は、どうしたらいいのでしょうか。次のページで紹介します。