イケメンはもうたくさんいる!

ーーイケメン売りじゃない、とおっしゃいますが、とてもお顔立ちが整っていていらっしゃいますよね。

加藤:自分的には、ブス代表でありたい部分もあって……。

ーーキャラとして、そうありたいということですね。

加藤:そうなんですよね。さっきの撮影のときとかも内心、ちょっと、そういう視点で撮ってもらったりとかしてました。

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隙あらば変顔をする加藤さん

ーーでもカッコいいのもいっぱい撮れちゃいました。残念でしたって感じです(笑)。

加藤:わぁぁ~悔しい。でも、イケメンはいっぱいいるじゃないですか。

ーー確かに、芸能界は血で血を洗うレッドオーシャンですね。
 

 


加藤:その中に入っていく自信はないので、僕はやっぱり個性派と呼ばれる枠で、ブス代表のところにいたいなって思います。

ーー「C.I.A.」のライブでは、加藤さんは一際異彩をはなっていて、もう完全に場を掌握していました。どのパフォーマンスも強烈に印象に残っています。

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歌もダンスもプロフェッショナルな加藤さん(キューブ提供)

加藤:最初は不安があった「C.I.A.」の活動ですが、最終的には、僕とかがいることによって、それが「C.I.A.」の味になってたって言ってもらえるようになって、よかったなって思いましたね。昨年卒業した僕とか川原一馬、木戸邑弥、坂口涼太郎、永田崇人って、結構苦労人なんです。それがうちらの波動みたいなものに繋がっているのかもしれないですね。

ーーわかる。なんかその5人はちょっと空気が違うんですよね。「C.I.A.」として6年活動して、卒業されましたが、活動を振り返ってどうでしたか?

加藤:6年っていう歳月は、小学校に入学して卒業するまでと同じ、すごく長い期間じゃないですか。その中で何か成長できたのかなって、考えたときがあって。子役デビューなので、今まで上の大人の人たちと仕事することが多かったんです。後輩っていう後輩がいなかったんですよ。

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どこにいても一際目を引く加藤さん(キューブ提供)

だから、初めて後輩と一緒に何かをやるっていうのが「C.I.A.」だったのかなって思います。そこで後輩への接し方を学んだり、自分がもう甘えるような立場じゃなくて、引っ張っていかないといけない立場だなっていうマインドを持てるようになった感じはしますね。そういう面でやってよかったなって思うし、在籍中は全然「C.I.A.」の後輩ちゃんたちと遊んだりしなかったのに、不思議とみんなと連絡を取るようになって、今の方が仲が良いですね。

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仲がめちゃくちゃいいことがステージ上でも垣間見えるC.I.A.のメンバーたち(キューブ提供)