フランスは今、超絶日本ブーム！ 日本人が見たことのない“日本の味”も登場【パリ在住・井筒麻三子のおうちごはん日記】

ほぼ毎日朝から晩まで、自炊生活をしている我が家。パリだけど、和風も中華も洋風もありの、普段ごはんの様子をご紹介します。

日本に単身で一時帰国する日が迫ってきているので、とにかく冷蔵庫の中の、夫が食べてくれなさそうなものを一掃する日々。冷凍庫にほんの少しの量の挽肉があり、この量だと活用してもらえなさそうだな……と思い、坦々麺にすることに。

電子レンジで挽肉を解凍し、これまた絶対使ってもらえなさそうなエシャロットのみじん切りと炒め合わせて肉味噌に。冷蔵庫に残っていた豆乳、冷凍庫にあったニラをプラス、味を整えたらスープの出来上がり。

麺は、頂き物の揖保乃糸の中華麺を使いました。一袋が80g×３束だったので、迷わず3束茹でて、二人分に。我が家は麺の量が多いってよく言われるんですけど、でも80gって、一人分には少なすぎじゃないですか……？ もちろん二人とも完食、なんならこのあとアイスクリームも食べました（笑）。

鯛の昆布じめを冷凍してあったので、これも食べちゃわないと！ お刺身って冷凍できるんですね。それを知ってからは、買ってきた鮮魚をサクにおろしたあと昆布じめにし、真空容器に入れて冷凍するようになりました。真空容器の効果もあるのか、しっかり昆布の味がしみしみになり、かつ臭みも全くないお刺身がいつでも食べられるので、良いお魚が買えた時はストックしています。

副菜には、シェーブルチーズとトマトを入れたサラダと、長芋を半日ぬか漬けにしたものを。シェーブルは今が旬だからか、何を買っても美味しいなあと感じます。そして長芋は、炒めたり火を入れたりするよりも、生でシャキシャキした食感を味わうの方が好き。