「頑張りが理解されづらい」数秘…1・5・7
このグループは、頑張るポイントが他人と異なるため、自分ではかなり頑張っているつもりなのに、周りに頑張りを理解されづらいところがあります。「自分なりに頑張ればOK」と捉えましょう。
〈数秘1〉の人のストレス対処法
数秘1は、周囲と同じことを頑張っているつもりでも、なぜか周りと違う形になってしまうといった傾向があります。また、決断が早くシンプルな工程を好むため、複雑な作業は最後まで説明を聞けずにスタートさせてしまうことも。さらに集中力の高さゆえ、一度集中すると確認を挟みながら作業を進めることが難しいタイプです。そのため、注意されても立ち止まれず、せっかくの頑張りが理解されないこともあるかもしれません。
数秘1は独自の道を歩む性質を持つため、周囲と同じように頑張っても徒労に終わりがち。一方で、自分では普通だと思っていたことが、周囲には「斬新」だと受け取られることも多いので、どんどんアイデアを出したり、まだ誰もやったことのないことを頑張ると、周囲の反応も気にならなくなり、やりがいも生まれるでしょう。また、数秘1は頑張れる時と頑張れない時の波が激しいタイプ。頑張れない時は「次に頑張るための充電中」と、割り切って捉えてみてください。
〈数秘5〉の人のストレス対処法
数秘5はリスクに敏感なため、最悪な状況までシミュレーションし、情報収集をします。たとえば、締め切りや約束の時間よりもかなり早めに行動したり、よっぽどのことがないと起きないような事態にまで、念には念を入れて対策を講じることもあるでしょう。実は、これは数秘5がレアなトラブルを経験することが多いがゆえ。周囲の人は、そのような経験をすることが少ないため、なかなか理解してもらいづらい傾向にあります。とはいえ、リスクに敏感なのは、持ち前の危機管理意識の高さと思考力の表れなので、頑張らないように抑えることも難しいでしょう。
対策が空回りに終わると「無駄なことをしているのでは?」と思うかもしれませんが、集めた情報や講じた対策は、しっかりと経験値として蓄積されています。そもそも数秘5は、さまざまな経験や学び自体を求める性質があるので、結果として活用できなくても大丈夫なのです。
〈数秘7〉の人のストレス対処法
数秘7は、ストイックな完璧主義タイプの頑張り屋さん。ちょっとした違和感にも敏感で、徹底的に自分のイメージを実現しようとします。それが独特のセンスにもつながるのですが、ミリ単位とも言えるこだわりが周囲には理解されず、周囲との温度差を感じることも。そこで、あらかじめ周囲と数秘7の本気度には、かなりのギャップがあると捉えておくと、モヤっとすることも減るでしょう。
ただし、常にストイックに生きる数秘7は、「そこそこで済ませようとするのであれば、やらない方がマシ」と考えるので、締め切りがあるものに関しては、期限とクオリティのギリギリの線を探すことがポイントになります。完璧に仕上がってからではなく、2割できたところで修正をかけながら進めていくことを意識すると納得のいくものに近づくでしょう。また、集中すると寝食を忘れるタイプですが、倒れてしまっては本末転倒。効率をあげるため、どんな食事や睡眠を取ればいいかも研究してみましょう。
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