人を「裁く」ことではご縁は紡がれない


Rinrinranranさん、こんにちは。人とのご縁が長く続かないいというお悩みですね。「人とのご縁で成功したい」とおっしゃっていることから、「成功」が目に見えやすいお仕事——例えば、経営者などをされているのかな、と勝手にイメージしました。

「理想が高い」「自己評価が高い」「一人が好き」とご自身でも分析されているように、性格的にはあまり一人が苦にならない、孤独を感じないタイプなのかもしれません。ですが、人間最後は「自分以外の誰か」によって救われたり、助けられたりするもの。今回、Rinrinranranさんがこうしてお悩みを寄せてくださったのも、本気で「続く人間関係」を望んでいるからだと感じますので、そのために少し厳しめのアドバイスさせていただきますね。

まずは、大切なことをお伝えします。「人とのご縁は誰かを「裁く」ことでは決して紡がれない」ということ。「合わないな」「違うな」と思うのは、Rinrinranranさんの期待通りではなかった、ということでしょう。「自分と合うと思ったのに」などと勝手に期待を押し付けて落胆することは、とても自分勝手なことです。

 


あなたの「物差し」が短いことを自覚して


違いや、合わない部分を認められないRinrinranranさんの現状は、相手の性別は関係ありません。あなたが今、手にしている人を測る「物差し」が「とても短い」ことが原因だと思うのです。本来なら、育った環境も学びも人格も違うのですから、人は違って当たり前。合わない部分があって当たり前です。でも、Rinrinranranさんは、親しくなった途端、少しでも自分の理想と「違う」と感じると、心のシャッターをガラガラと閉めてしまう。それでは、「長続きする人間関係」を築けるはずがありません。

「長続きする人間関係」を本当に手に入れたいのなら、まずはRinrinranranさんの長年のクセになっている、「人を裁くこと」をやめることから始めましょう。そして、人との違いを楽しめる「好奇心」を育む努力をすることです。具体的には、何か「違い」を感じたら「あなたはなぜそう思うの?」「なぜそんなふうに考えたの?」と相手に質問をしてみてください。「質問」はコミュニケーションの潤滑油です。それに、Rinrinranranさんにはない視点や、違う角度からの気づきをもらえて、あなたの「物差し」もスケールアップしていくことでしょう!