まずは「身近な人」を大切に

何より、「なんか違う」「ここが合わない」「ここがダメポイント」と主観で人を裁いていては、あなた自身の視野を広げられないどころか、逆に狭めてしまうことに。どんなお仕事をされているかわかりませんが、お客さまや取引先の気持ちに寄り添えない人が、「相手に喜んでもらえるモノやサービス」をつくることはできませんよね?

Rinrinranranさんが仕事でも成功したいのならなおさら、まずは身近な人たちに自分から「合わせる」「寄り添う」ことが大切です。身近な人間関係が長く続かない人に、より多くの配慮や心遣いが必要になる「仕事」というフィールドで、良好な人間関係を維持することはできないからです。

失礼ながら、Rinrinranranさんのことを「完璧な人」「ダメポイントのない人」と思っている人だって、実はいないかもしれません。意地悪を言いたいわけではないのです。あなたも他人も、完璧である必要なんてこれっぽっちもないということをお伝えしたいのです。


「人間だもの」を胸に刻んで

むしろ人間は、違う部分・足りない部分・合わない部分を認め合って、補い合うことで、良好な人間関係を構築しているもの、まずは「ダメポイント」なんて誰にでもあって当たり前だと思いましょう。

それに、いつでもパーフェクトに立ち振る舞うことなんて到底無理です。気になる「ダメポイント」があっても「許す」ことを覚え、“楽しむ”ことすらできるようになれば、自信があって理想が高いあなたは、もっと魅力的な人物になれるはずですよ。

周囲の人たちは、あなたの期待通りに動く機械ではありません。「人間だもの」を胸に刻んで、温かな気持ちで他人と接してみてほしいのです。そうすればプライベートでも仕事でも、あなたを「手助けしたい」と思ってくれる人が少しずつ増えていくはずです。くれぐれも、「自分の物差しで人を裁く」ことのないように。——これだけは肝に銘じてくださいね! 私も、人のご縁で成功したいと願うRinrinranranさんがこれから先、楽しい人間関係を築けることを応援しています。

 
<お悩み募集>
「アン ミカ流セカンドステージ学」では読者の方のお悩みを募集しています。恋愛、パートナー、家族、仕事、健康……悩んでいることをアン ミカさんに相談して、自分のセカンドステージを考えてみませんか?

相談フォーマットは選択と記述のアンケート形式になっています。採用されたお悩みは、アン ミカさんが一言一句丁寧に読んで分析し、真剣に回答してくれますよ!
行き場のない気持ちを共有いただいたり、ささいなお悩みでもぜひご相談ください。みなさんのご応募、お待ちしています!

※ 採用されたお悩みの中から、アンミカさん著作の書籍に掲載させていただく場合があります。お悩みの内容は一部省略、編集させていただきますことをご了承ください。

アンミカさんの人気記事一覧
・依存してくる母と距離を置いてしまいました…アン ミカさんが考える母娘とは

・ベッドで彼が元カノの名前を呼んだら……アン ミカさんのかわいい対処法は?

・上から目線で解雇された夫……アン ミカさんが考える“今やるべきこと”とは?

・アラフィフです。恋が叶った経験がありません……アン ミカさんの叱咤激励とは?

・仕事にしたい好きなことが見つからない……【アン ミカさんが愛のムチで回答】
 

取材・文/金澤英恵

相手の「ダメポイント」が気になって交友関係が長続きしない...アン ミカさんが考える「人との縁の繋ぎ方」_img3


前回記事「ギャンブル依存の夫、借金は2度も義両親が肩代わり...「優しく愉快な夫」を忘れられない妻が一歩を踏み出すには【アン ミカさん】」はこちら>>