アンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピットの娘のひとりであるヴィヴィアンが、L.A.で開催された「リーファー・マッドネス:ザ・ミュージカル」のオープニングナイトに登場。アンジーはブラックのテーラードスーツに、日本ブランド「BEAMS」のネクタイが描かれたTシャツを合わせた、遊び心ある着こなしを披露しました。
アンジーがプロデュースしたブロードウェイ・ミュージカル『ジ・アウトサイダーズ(原題)』で、若干15歳ながらプロダクションアシスタントとして参加しているヴィヴィアン。いつの間にかこんなに成長していたことにびっくりですが、アンジーがこのミュージカルのプロモーションで珍しくTV出演した際にも一緒に登場して、ママをサポート。
1967年に書かれた小説が原作の『ジ・アウトサイダーズ』は現在、トニー賞でベストミュージカル賞を含む12の賞にノミネートされ、評価は上々。しかしこの作品のパンフレットに掲載されたヴィヴィアンの名前の表記が「ヴィヴィアン・ジョリー」となっており、今までラストネームに入っていたピット姓が消えたことが物議を呼びました。
2016年の離婚申請後アンジーと暮らす6人の子どもたちは、最近になって続々と苗字から父の名を削除。5月27日に18歳になった4番目の子どもシャイローは、自ら弁護士を雇ってロサンゼルス裁判所に姓の変更を申請したといいます。それにかかる費用も自分で支払ったのだとか。
去年11月には、シャイローの妹であるザハラ(19)が、大学の女子学生クラブでの自己紹介で「ザハラ・マーレー・ジョリー」と名乗ったことが報じられました。ふたりにはほかにも、22歳のマドックスと20歳のパックス、ヴィヴィアンと双子のノックスという3人の息子がいます。
ヴィヴィアンが法的に名前を変えたのかどうかはわかっていませんが、これは離婚の原因になったと言われている、2016年9月に飛行機の中で酔って暴言と暴力を振るった父親ブラピに対する、彼女たちの意思表示なのでしょうか。今年3月には米「In Touch Weekly」が、「シャイローは家族でいちばんのパパっ子で、18歳になったら父親と暮らしたいと言っている」という内容の記事を掲載していたばかりなのに……。
また先日出た別のニュースでは、離婚申請後にアンジーが子どもたちに、ブラピとの面会時にはなるべく話さないように指示していたという情報も。これはふたりの警備をしていた男性が証言したもの。そしてアンジー自身も2002年、27歳の時に、本名から父親であるジョン・ヴォイトの姓を削除したという過去があります。
アンジーとブラピはいまだに親権と共同資産だったシャトー・ミラベルについての裁判を続けていますが、ブラピは今年2月から新恋人と同棲をスタート。夫婦のことですから真実はわかりませんが、報じられてくるニュースからは、アンジーのブラピに対する強い憎悪のようなものを感じるような。そんな状況下で育つ子どもたちはというと、シャイローは自分で弁護士まで雇って事務手続きをしているし、ヴィヴィアンはアンジーが諭されるくらい有能なアシスタントだったというし。意外としっかり自立している様子なことに、少しホッとします。
前述のミュージカルについてアンジーは、「これは家族についてであり、コミュニティについて描いた作品です」とコメント。「人生の暗い側面、私たちが議論しなければならない多くのこと、そして私たちが感じている多くのことから遠ざかることはないけれど、最終的に、私たちはそれを乗り越えるのです。それが家族というものでなのです」。
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