蛙化現象を吹き飛ばすほどの愛らしさを持つ朔(井之脇海)
 

朔は、年下男子の魅力をこれでもかというほどに詰め込んでいるキャラクターです。まっすぐに愛をぶつけてくる朔は、夫に浮気されて男性不審っぽくなっている六月(木南晴夏)の心を、ちょっぴり強引にこじ開けてくれる。押し引きのバランスもいいので、六月も沼にハマりそうになっています。
 

 


第5話では、朔が「ボーダーなしで追っていいなら、僕と付き合ってください!」と六月(木南晴夏)に告白をするシーンがありました。そして、「次、(ゴールを)決めたら返事を!」と言い、意気揚々とバスケットボールを投げるのですが、あえなく失敗。

普通ならば、ここで流行りの蛙化現象が起きてしまいそうだけど、年下だからか、なんだか可愛く見えてくるんですよね。朔自身も、カッコ悪いところを見せてもそこまで気にしないというか。「あ〜! なんでこういうとき、俺は外すんだよぉ!」とジタバタ悔しがっているのが、年下感満載で可愛かったです。

六月のように、本音を吐露するのが苦手で強い自分を演じてしまう人には、すべてをさらけ出してくれる朔のような人がピッタリ! 年齢差はあるけれど、まるでピースがカチッと合わさったような2人だなと思います。



コウタロウの正体を知る人物が出てきたことで、物語が大きく動き出しそうな『9ボーダー』。終盤は、サスペンス要素も強くなってきそうで楽しみです!
 

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