歳を重ねて自分に似合う服が分からなくなってきた……ミドル世代の中にはそんなお悩みを抱える方もいるはずです。そんな時に役に立つと言われているのが「パーソナルカラー」と「骨格診断」。実はこの診断結果、太っても痩せても、歳を取っても変わらないと言われています。そして、自分の診断結果を参考に服を選んだり、メイクをすることで「垢抜け効果」や「スタイルアップ効果」などが狙えるそう。とはいえ、これらを実践し、実際に変化を感じたことのある方はそんなに多くはないのではないでしょうか。
そこで、今回は骨格診断メソッドの生みの親であり、イメージコンサルタントの二神弓子先生に監修いただき、実際に編集部員の変身企画を行うことに。診断結果をもとにいつもの着こなしとヘアメイクからアップデートしてみました! 早速みてみましょう。
今回は編集部の坂口を診断!
まずはセルフで自己診断を!
今回は診断を受ける前に、「パーソナルカラー」「骨格」ともにセルフ診断シートを使って診断をしてみました。自己診断をした結果……
骨格:ストレートタイプ
実際に診断してみると…
パーソナルカラーはブルベのウィンタータイプ
実際に診断してみると自己診断の結果と同じブルベのウィンタータイプという結果になりました。大きな特徴として挙げられるのが肌の色。「黄みが少なく、青みがかった色味」をしているのが特徴です。唇の色も赤く、肌との境界がはっきりしているのもウィンターに多いと言われています。坂口の場合、ウィンターの「黒目が真っ黒」という特徴があまりみられなかったため、最後までブルベのサマータイプかどちらか迷ったという二神先生。とはいえウィンターのドレープを当てた時の顔映りが圧倒的に良かったため、“ブルベのウィンタータイプ”という診断結果に。
ブルベのウィンタータイプに似合うカラーは?
メリハリのあるビビットなカラーがよく似合うウィンタータイプ。上記のカラーチャートにもあるようにシックで冷たさのある色味を得意としています。
骨格診断の結果は…?
骨格はストレートタイプ!
骨格ストレートの特徴として挙げられる「足首が引き締まっている」点が特に当てはまっていたそう。膝下から足首にかけて徐々に細くなっていくタイプと、ふくらはぎにはしっかり筋肉が付いているが、太くなっている筋肉のピークが上のほうにあり足首はキュッと引き締まっているタイプがいるストレート。今回の坂口は後者の特徴が見られるということでした。ストレートに多い、手や足のサイズが身長に対して小さいという特徴も。
骨格ストレートが服を選ぶ時のポイントは?
① 体型にメリハリがあるので、装飾の少ないシンプルな服装が得意
② ハリのある肌質には上質で高級感のある素材がよく似合う
③ 大きすぎず、小さすぎないジャストサイズが◎
診断結果をもとに早速変身!
Before
きっちりした服が似合うと思っているので、カジュアルなTシャツもきめ細やかなキレイな質感のものを。そして、ピンストライプのパンツとメンズライクな時計でクールな印象に。
After
深みのあるブルーのブラウスとシャープなラインのセットアップで、本来の魅力を最大限に
ジャケットなどのかっちりとしたスタイルが得意な骨格ストレート。今回は深みのあるブルーのブラウスに黒のセットアップを合わせた着こなしに仕上げました。実は骨格をベースに似合うアイテムを探すうえで重要なのが「素材感」。ストレートが得意とする高級感のあるしなやかな素材を選ぶことで、身体に自然と馴染み「着こなして垢抜けた」印象に。かつ、色はブルベのウェインターに似合うこっくりとしたブルーを選ぶことで、肌色が1トーン明るくなりました。また、コーディネートのアクセントになるバッグは四角いボストンバッグをセレクト。形がしっかりしていて、自立できるものが似合うところもストレートの特徴です。
AYA’s Comment
先生に診断をしていただいて胸元にこんなブルーのドレープを当ててもらったとき、素人目にもいちばん印象がよくなったのがわかりました。なんとなく経験則でも青系の色が似合う気がしていたので、やっぱりそうなんだなと。仕事柄きちんと感が求められる場面はそれほど多くはないのですが、学校行事や他業種の方と懇親するパーティなど、初対面で好印象が欲しいときにはこんなコーデがいいんだな、と思いました。
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坂口 彩
1982年生まれ。2008年講談社に入社。「with」「FRaU」では美容班、読み物班を経験。2022年に「mi-mollet」へ。主に読み物、ライフスタイルを担当します。身長149㎝。最近の課題はテレワークで失った筋肉を取り戻すこと。男児の子育て3巡目。