「これだけは保っておきたい」という“自分の若さ”を決め、対処すべきところはする、捨てるべきは捨てる、ということはとても大切。その線引きができるのは自分だけ! ミドル世代の美容エディター松本千登世さんとAMATAの美香さんが、ご自身の線引きについて徹底的に語り合います! きっと読者の方にとって参考となる示唆があるはず。今回はスキンケアに特化して、受け入れた変化、抗っている変化とケアについて詳しく教えていただきました。

【美容の断捨離】「シミ・シワより、ハリや弾力を重視。肌全体の健康を重視すると、目指す顔の全体像がつかめるから」【松本千登世・美香】_img0
 


50代になってやめたこと


松本千登世さん
高いクリームやマスクでの一発逆転美容

美香さん
やみくもにサプリメントを摂取すること

50代でも続けていること


松本千登世さん
しっかり汚れを落としローションパックで保湿(毎日)

美香さん
プロによる歯のケア(ホワイトニング・矯正・口腔ケア全般)

50代になって新たに取り入れたこと


松本千登世さん
睡眠時間が減っても必ずお風呂にしっかり入る

美香さん
新しい美容医療、美容機器を取り入れること。美容医療は光治療のライムライト、美容機器はパナソニックのバイタリフトかっさを愛用

 

 

ベーシックなケアをサボらずに続けるのが一番


――お二人はもともとはどのような肌質で、どのように変化されていったのか教えていただけますでしょうか?

松本千登世さん(以下 松本) 私は、若い頃の肌はかなり不安定だったんですけど、信頼できる美容の先生に出会ってアドバイスをいただいたことをきっかけに、落ち着きました。それからは、若干乾燥気味というくらいの肌質ですね。

美香さん(以下 美香) 私はとにかく乾燥肌。洗顔後にちゃんと保湿しても、寝て起きたらパリパリ!なんてことがしょっちゅうでした。だからスキンケアはベッタベタが大好物で(笑)。肌の調子に合わせてベタベタにクリームをつけて寝ているんですけど、年齢を重ねるにつれ「今日の感じだとこのクリームをつけて寝るのがいいな」という見極めが上手くなりましたね。

――若い頃から今も、「これだけは」とずっと続けているというスキンケアってありますか?

松本 仕事柄いろいろな化粧品を試しますけど、シミやシワといったポイントケアより、ハリや弾力といった肌全体の健康を重視していて。だからしっかり汚れを落とす、パックで栄養補給するなど、ベーシックなことをサボらずにおこなうようにしています。結局、そこを重視しているとシミやシワってある程度跳ね返せる気がしています。

美香 肌そのものとはちょっと違うんですけど、私は歯の綺麗さも肌の印象につながると考えていて。だから30代で歯列矯正して以来、ずっと同じクリニックに通い続けて口腔ケアを続けているんです。人と会ったとき、ひと言も話さず口を閉じたままの人ってまずいないじゃないですか。肌は綺麗に保っていても、喋ったとき見える歯が健康そうじゃないと年齢が上に見えてしまう。それで歯列矯正をしたんですけど、今は歯の透明感も大事だと考えるようになって、ホワイトニングも定期的におこなっています。

松本 ちなみに、歯科はどちらに通われているんですか?

美香 私は西新宿にある「グリーンタワー歯科」一択です。矯正からホワイトニング、かみ合わせのケアまで全部やってもらっています。スポーツ選手って100%のパフォーマンスをおこなうためにはかみ合わせがすごく重要らしいんですね。こちらはそういった対応もされているところで。通い始めてから、歯だけでなく体調もすごく良くなりました。

【美容の断捨離】「シミ・シワより、ハリや弾力を重視。肌全体の健康を重視すると、目指す顔の全体像がつかめるから」【松本千登世・美香】_img1