美容ギアの進化はすごい、取り入れない手はない!

【美容の断捨離】「シミ・シワより、ハリや弾力を重視。肌全体の健康を重視すると、目指す顔の全体像がつかめるから」【松本千登世・美香】_img0
 

――ずっと続けていることに加えて、50代に入った頃から新たにおこなうようになった、というスキンケアはありますでしょうか?

美香 私の場合、新たなことだらけかも(笑)。今って美容医療や機器の進化がすごいじゃないですか。それで40代で美容医療でのケアを取り入れるようになって、その時期その時期でいろいろな施術を受けてきたんですけど、最近はシミを取って肌のトーンを明るくしたい、というのが一番で。ライムライトという光治療を受けることが多いですね。

松本 美香さんは化粧品も施術もセルフケアのギアも、新しいものをどんどん取り入れてらっしゃいますよね。私はどちらかというと削ぎ落している。いや、始めても続かないほうなので、尊敬します。

美香 ギア大好きなので(笑)。最近愛用している美容ギアは、パナソニックのバイタルリフトかっさ。(写真上)

というのも、40代を過ぎてくると毛穴の開き方が変わってくるじゃないですか。毛穴が開くというより、潰れて流れるような感じになってくるというか。たしかにファンデーションの機能も向上していてしっかりカバーしてくれるんですけど、時間が経つとどうしても目立ってくる。だからこそ肌じたいのハリが大事なんですけど、このかっさはEMSで刺激を与えるものなので、肌がピンと引き締まって毛穴が目立たなくなるんですよ。流れていたくちびるの輪郭も戻るのでめちゃくちゃ愛用しています。やっぱり年齢を重ねると、締めるケアは欠かせないですね。

 

松本 私は新たに取り入れたことってないかも……と思っていたんですけど、1つだけありました。40代後半からお風呂に真剣に入るようになったこと。それまではめんどくさいとシャワーで済ませたり、湯舟にチャポッと短時間浸かる程度だったんですね。

美香 疲れているときって、お風呂より睡眠優先になりますよね。私も同じです。

松本 でもお風呂博士に取材をして、お風呂による体のリカバリー効果の凄さを教えられて。2時間しか睡眠時間が取れないなら、1時間お風呂にしっかり入って1時間だけ寝るほうが、はるかに体は回復するそうなんです。それで実際に言う通りにしてみたら、疲れの取れ方はもちろん肌の回復度も全然違っていて! お風呂は睡眠のクオリティを上げてくれるんだなと実感して、以来、シャワーですませることはほぼなくなりました。「お風呂に入らないなんてもったいない!」と思うようになったんです。

美香 偉いなあ。お風呂が大事だと分かってはいても、寝てしまうんですよね。失神してしまうというか……(笑)。