エリザベス女王が来日
1971年には、昭和天皇がイギリスはじめ欧州をご訪問されました。そのお返しのように、1975年にはエリザベス女王が来日。歓迎の宮中晩餐会では、日英両国の国歌のほかに、ヘンデル作曲の「水上の音楽」やビートルズの「イエスタデイ」などを演奏してもてなされたのです。
![【英国王室と日本皇室の歴史】エリザベス女王、ダイアナ妃の来日、天皇陛下と雅子さまのイギリス留学など、時間をかけてさらに深まる両国の友好親善_img0](https://mi-mollet.ismcdn.jp/mwimgs/a/e/450/img_ae438b2d05a3ef2117d47e49ec5aa682543756.jpg)
1983年からは、2年4ヵ月にわたって浩宮さま(今の天皇陛下)が英国を訪れ、オックスフォード大学に留学されました、その間には旅行にもたびたび出掛け、1984年9月にはスコットランドのアバディーンにほど近いバルモラル城で、エリザベス女王と夫のフィリップ殿下と数日を過ごされています。バルモラル城はイギリス王室の離宮であり、避暑地として毎年エリザベス女王夫妻がバカンスを楽しまれていました。
浩宮さまの著書『テムズとともに――英国の二年間』には、留学が始まるときの心躍るような心境が記されています。この留学体験は、語学の習得はもちろん、その後の皇族としての活動に大いに役立つこととなりました。
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「天皇陛下と雅子さまがともに過ごしたオックスフォード大学の思い出」>>
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