こんにちは。前回のパリのお話はいかがでしたでしょうか。現在はもう日本に戻ってきて、湿気のある日本の夏を体験しています。とっても、暑いですよね。
フランスのカラッとしたお天気がもう遠い昔です。一方、パリではオリンピックが行われています。なんとも時の流れは早いものです。
今回は前回に引き続き、パリで見てきたいろいろなもののお話をしたいなと思います。
個人的に大好きな茶文化at Paris
フランスに行ったら必ずチェックするものは、豊富なフレーバーティーの文化です。 日本はほうじ茶、抹茶などシンプルなお茶が多い印象ですがフランスのフレーバーティーのレシピは日本人の私から見るととても自由で、無限の広がりがあるように見えて興味深いのです。ハイビスカスとフルーツや、時にはナッツが合わせられていたり、紅茶にシトラスやお花が入っていたりなどひとつのお茶でさまざまな表現がされており舌が忙しいことに……!
お茶のブレンドではあるものの、物語を読んでいるような感覚で楽しめるので好きです。
楽しみ方の幅も広いのが魅力です。複雑なオペラかのような物語あるレシピのお茶が売られているかと思えば、めちゃめちゃシンプルな健康に良いハーブティーが売られていたりします。それだけ、フランスの人々は生活の中にお茶を飲む文化が息づいているということなのかなと類推します。
いざ商品を見たいな、という時は老舗デパートのボンマルシェの食品館でオリジナルのブレンドをまとめて見ることができるので便利です。
私はこの売り場に行くたびに、知りたい欲がとても強い観光客に毎回変貌してしまいます。
興味があるから、やっぱり知りたい。言葉もよくわからないけれど、聞いてみたい。この気持ちが大事かなとも思っていろいろ聞くのにトライしてみますが、フランスの人たちは私から見てお話をするのが好きな方が多い印象なので、(実際、泊まっていたアパートメントの窓からはだいたい毎日23時くらいまで、道やバーで飲む人たちのお喋りの声が聞こえていました)嫌な顔ひとつせずにレシピの成り立ちやラベルの読み方などを教えてくれました。
結果、爆買いをしました。笑
お茶もその場で袋に詰めているのでフレッシュな感じがします。引き出しに茶葉がそのまま入れられているのには驚きました。湿気がないからこそ成せる技なのでしょうか……? 行く度に大量に買い込み、水出しでもホットでも、日本に帰ってから楽しんでいます。
今のトレンドはコスメのセレクトショップを覗く
OH ! MY CREAM
コスメのセレクトショップで楽しかったのは 今パリで流行っているクリーンビューティーOH ! MY CREAM。フランスのメイクアップアーティストでyoutuber の ヴァイオレットが展開するViolette_FRからオリジナルクリーム、カナダ発のクリーンなメイクアップブランドILLAや、日本でもアパレルが人気のSporty&richのコスメラインから オリジナルブランドまで見応えのあるラインナップ。パリ市内に何店舗かお店があり見つけたらフラッと入ってみると見ているだけで楽しいです。
硬水と日差しで疲れた私の肌に、ヨーロッパではやっぱりクレンジングミルク(乳液状のメイク落とし)が強い味方に。たまたま入った薬局でローズのクレンジングミルクを買いました。
1965年にローンチされた老舗、KLORANEのもの。サッと入った薬局で気軽にナチュラルコスメが買えるのもフランスの楽しさのひとつ。
本日の一品
硬水での乾燥が気になるパリでの強い味方はシートマスク。ヒタヒタ肌になる
SINNのシートマスクを今回お供にしました。旅で疲れていたので、顔に貼って放っておくだけのシートマスクはかなり便利です。
写真・文/福本敦子
Comment