こんにちは。先日思い立って沖縄を訪れてきました。
今思うと、旅立つ前は都会の湿気と熱気に身体が疲れており、何かが溜まっているような気がして緑がたくさんある島に行きたい気持ちになったのでした。
日頃冷房を求めるあまり室内にいすぎて、クーラーの冷えで身体がなまったり
それだけでなく気軽に外にお茶をしにいく、など気分転換がしにくくなって、気の巡りも悪くなったり、なんだか良くないループだなぁと気になっていました。
約2年ぶりに訪れた沖縄は、変わらずゆったりとした空気で風が柔らかく、満月の光もとても強く見えました。降りた瞬間からあたたかくて花の甘い香りがする風を感じて、身体が緩んでいく気がしました。
私にとって沖縄は、訪れるととてもアクティブになれる場所。海に入ったり、ドライブしたり、陽をたくさん浴びて、その土地のものを食べることでぐんぐん身体にエネルギーが湧いてくるのを感じました。
花の色が明るく強かったり、木の葉も大きくて南国ならではの景色がなんだか自分もおおらかにしてくれる。
そうです、たまには自然の中に行って、GET WILDしたい。ただ食べたり、泳いだり、寝たり、頭より本能的に身体を使う時間がたっぷり味わえる。たぶん私は、そんなことを求めていました。
日焼けで身体の疲れがたっぷりある中、鳥やトカゲの声を聞いて眠るのも気持ちいい。
都会からアーシングを求めて来ちゃった勢であることに変わりないけれど、土地や島の人たちにリスペクトを持って訪れれば、そんな自分もたっぷり包んでくれる包容力が沖縄の土地にはある気がします。
同時に、島の人たちの穏やかさやあったかさ、鷹揚さも何か私に気づかせるものがありました。
出発直前に台風が発生してかなり心配になっていた私、情報ばかり見て気に病んでいたのですが沖縄で出会った魚屋のお母さんに
「楽しみにしていたから、昨日心配になって泣きそうだったんですよ〜」と話したら
「あはは〜、じゃあ今日笑えばいいじゃん⤴︎ビール飲んで⤴︎」とニコニコ。
いいなぁ、このマインド。
帰り際、調子に乗ってギリギリまで観光し、もしかして飛行機に間に合わないのでは……と心配していたら、タクシーの運転手さんがそれに気がついて
「国内線、場所わかるよ。それにまだ、時間はたっぷりあるさーね」と、静かに一言。
感じ方がゆっくりで、今にちゃんと立ってて、でもしっかりここにいる安心感と言うのでしょうか。
これを書いていると本当なんだか自分がいつも先のことを読もうとしていて
勝手に心配を作っていたのが客観的に視えてきて恥ずかしいのですが、笑
なんだろう、魚屋のお母さんもタクシーのおじさんも、全部が「今」なんですよね。
もしかしたら、日頃変わりやすいお天気や、海など自然が強いところで過ごしているからなのか、もう一歩踏みこんで考えてみると、自分でコントロールできないものとうまく融合して生活をすることに慣れているからなのか、
考えが先走っていないし、しっかり今を見ていることで、逆に向こうからやって来る流れに自然に乗っていけるような、そんな印象を受けました。
早さや便利さよりも、もしかして大切なことなのかも?
など思ったりしました。
日焼けはその前後のケアが大事。無農薬バラの植物細胞水、アロエ、シラカバなどうるおい成分がたっぷり含まれたジェル美容液。紫外線などのダメージが気になる時も1プッシュ、日頃のケアに足すだけで内側からのうるおいが復活している感あります。頼りにしている1品です。
写真・文/福本敦子
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