こんにちは。福本敦子です。

まだまだ暑い日が続いていますね。

先日、とある展示会で素敵なショートヘアの方を見つけ、その流れで今まで切ってもらったことのない新しいヘアサロンに行ってきました。

思い返せばベリーショートにしてはや4年ちょっと。

サロンを持っている長年の友人になんだか前髪が重い気がすると相談したら、パパッと切ってくれたのが始まりです。彼女のカットはパッと顔周りを明るくしてくれ、かつ自分にしかないものを引き出してくれてとても気に入っています。私は髪が多く癖のある変わった髪質なのですが、だからこそできるヘアにしてくれました。

ベリーショートにした頃の髪はこんな感じです。

「髪を切る=自分の知らない側面を気軽に引き出してもらえる体験」凝り固まらずに、フットワークを軽くする大切さ【福本敦子】_img0
 

新しいサロンを訪れた時の私は生活の中で気持ち的に変化があり、自分を新しい風に吹かせてみたいタイミング。今まで知らなかった人のムードやセンスを自分に取り入れたい気分でした。

会話する相手によって自分の引き出される面が変わってくるように、誰かに髪を切ってもらったりメイクをしてもらうのって、自分の知らない側面を生活の中で気軽に引き出してもらえる体験な気がします。

そんな時に出会った素敵なショートの彼女に教えてもらい、足軽に初めてのお店へ。知らないところに行くのは少しドキドキするけれど、こんな時には飛脚並みにフットワークを軽くして行くのも大事。なぜならそれを意識的にやらないと、大人であればあるほどどんどん決まったところにしか行かなくなりそうな気もするのです。

たまに知らない場所に行くことによって、その時の自分を客観的に知るいいきっかけにもなると感じる今日この頃。

今回行ってみたお店はオーナーさん含め全員私よりもヤング。

私にも来ました、その瞬間が。

30代半ば頃からどのお店に行っても自分の方が姐さんになってきてるなと思っていましたが、今回は気持ちよく全員がヤング&フレッシュ。それはそれで、はっきりしていてわかりやすくて気持ちいい。

神宮前のそのお店は、20代のスタッフさんが中心で、活気がありつつ洗練された落ち着いた雰囲気でした。そして出されるコーヒーがこだわっていてまた美味しい。これまた珍しい。

初めてのお店での時間は、いろいろな事が新鮮。

違う世代の人と話すのも楽しかったし、今回切ってくれたのは男性オーナーだったのでまたいつもと違ったエレガントな仕上がりに。

「髪を切る=自分の知らない側面を気軽に引き出してもらえる体験」凝り固まらずに、フットワークを軽くする大切さ【福本敦子】_img1
 

ちょっといつもと違う雰囲気になりました。本来の癖毛をさらに活かした感じのバングスが気に入っています。

髪型と言えば最近歌姫リアーナがヘアケアラインをローンチしましたよね。

「髪を切る=自分の知らない側面を気軽に引き出してもらえる体験」凝り固まらずに、フットワークを軽くする大切さ【福本敦子】_img2
 

私は彼女を見ていてとてもインスピレーションを感じる部分があります。それは歌手としてだけでなく女性として年を重ねていくにあたり「脱皮上手」なところ。

変化をし続けるものが一番生き残れるというのが自然の法則ですが、彼女は脱皮がとても上手なスターだなと勝手ながらに感じているのです。

最近ママになった彼女は、20代からずっと有名で人気があるけれど、第一線にいながらも気づけば昔ほど歌ってないけれど、その代わりに二人の男の子の母になり、自身のメイクブランドはヘアケアカテゴリを出すほどまで成長。過去には服や下着のブランドをやっていたこともありました。ハーフタイムショーでは妊娠発表しつつも、自身のメイクブランドでステージ上でさらっとメイク直しをして宣伝。もう歌手だけでなくリアーナというブランドを引っ提げ、色々ごちゃ混ぜで変化し続ける様がスタイルを作っていてかっこいいなあと思いました。

自分に似合うものを知り自分のスタイルを作りたい。でも、凝り固まっては流れが滞る。

生きるのにも中々センスが要るものです。
 

 


《本日の一品》

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私のヘアスタイリングは濡れた髪にオイルを馴染ませ、ポイントでワックスをつけるのが定番。アメリカのセレブ御用達ヘアスタイリストがファウンダーのOUAIのヘアオイルと、伸びがよくナチュラルな成分でつけ心地がいい、艶の出るアムリターラのワックスが最近の定番です。


写真・文/福本敦子
 

「髪を切る=自分の知らない側面を気軽に引き出してもらえる体験」凝り固まらずに、フットワークを軽くする大切さ【福本敦子】_img4
 

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